ANAアメックスゴールドカードはマイルを貯めやすい!特典や評判を紹介
  • 2023年9月8日
  • 2024年4月10日
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ANAアメックスゴールドはマイルを貯めやすい特典満載!評判やデメリットも調査

マイラーにとって、クレジットカードはマイルを貯められる便利なツール。

ANAマイルが貯まるカードの中で、空の旅とかなり相性がいいのがANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(以下ANAアメックスゴールド)です。

効率良くマイルが貯まるため、旅行や出張が多い方には特におすすめできます。

本記事では、ANAアメックスゴールドの特典やカードの評判を紹介。

また、一般ステータスのANAアメックスとANAアメックスゴールドを比較し、ANAアメックスゴールドへ切り替えるときの注意点を解説します。

ANAアメックスゴールドの特典
  • 入会や継続、ANAグループ便搭乗などでマイルが効率よく貯まる
  • プライオリティ・パスが付帯
  • 国内外29空港の空港ラウンジを無料で使える
  • 最高5,000万円の国内旅行傷害保険・最高1億円の国内海外旅行傷害保険
ANAアメックスゴールドのデメリット
  • 海外だと使えるお店が少ない
  • 年会費が高い
  • 貯められるマイルはANAマイルのみ
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※本記事の価格は全て税込みです。

ANAマイルが貯まるおすすめクレジットカード
カード名ANAアメックス
ANAアメックス
ANAアメックスゴールド
ANAアメックスゴールド
Marriott Bonvoy
アメリカン・エキスプレス・
プレミアム・カード
Marriott Bonvoyアメックスプレミアム
ANA To Me CARD
PASMO JCB(ソラチカカード)
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
年会費7,700円34,100円49,500円2,200円
初年度無料
還元率0.5%~1.5%0.3%~3.0%1.0%〜1.25%0.5%~
国際ブランドAmerican ExpressAmerican ExpressAmerican ExpressJCB
キャンペーン最大18,000ポイント
プレゼント
最大68,000ポイント
プレゼント
合計39,000ポイント
プレゼント
1,000マイル
+
最大43,000円相当
プレゼント
申込対象20歳以上
パート・アルバイト・
学生不可
20歳以上
パート・アルバイト・
学生不可
20歳以上
パート・アルバイト・
学生不可
18歳以上
発行スピード1週間〜3週間1週間〜3週間最短3営業日最短5営業日
矢印

ANAアメックスゴールドの基本情報

ANAアメックスゴールド
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
ポイント還元率0.3%~3.0%
名称メンバーシップ・リワード
1ポイントの価値0.3円
交換可能マイルANAマイル
年会費初年度34,100円
2年目以降
家族カード17,050円
旅行保険海外最高1億円(利用付帯)
国内最高5,000万円(利用付帯)
ETCカード発行手数料935円
年会費無料
ポストペイ型電子マネーQUICPay+
国際ブランドアメリカン・エキスプレス
発行会社アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド
発行期間1週間〜3週間

ANAアメックスゴールドは、ANA(全日本空輸株式会社)と国際ブランドのアメックスが提携して発行しているクレジットカードです。

カードランクはゴールドで、下位カードはANAアメリカン・エキスプレスカード(ANAアメックス)。

家族カードは18歳以上の配偶者・両親・子どもが対象で最大6枚まで発行できます。

ともにあーるほけんの窓口

ANAアメックスゴールドにプライオリティ・パス付帯開始!

プライオリティパス

2022年9月1日より、なんとANAアメックスゴールド会員に無料でプライオリティ・パスの発行が開始されました!

プライオリティ・パスとは
世界1,400ヶ所以上の空港VIPラウンジを利用できるパス。3つの会員ランクがあり、ランクによって1回あたりのラウンジ利用料が異なる

ANAアメックスゴールドを保有するほどの旅行好きにとって、プライオリティ・パスの追加は嬉しいビッグニュースですね。

ANAアメックスゴールドで発行できるプライオリティ・パスのランクはスタンダード会員(通常年会費99米ドル=約13,167円)。

通常1回あたり35米ドル(=4,655円/133円換算)の利用料がかかりますが、ANAアメックスゴールド会員は年間2回まで無料で利用できます。

参考:プライオリティ・パスの会員ランク
会員クラス年会費ラウンジ利用料
スタンダード99米ドル(14,652円)35米ドル/回(5,180円)
スタンダード・プラス329米ドル(48,692円)
10回無料
11回目以降は35米ドル/回
プレステージ469米ドル(69,412円)無料(回数制限なし)
※1ドル=148円で計算

ANAアメックスゴールドの特典は空の旅と好相性

ANA便

ANAアメックスゴールドは、プライオリティ・パス以外にもANAや空港関連の特典が盛り沢山です。

旅行や出張で国内・海外をあちこち旅する方と相性がいいカードといえます。

ANAや空港関連の特典
  • 空港ラウンジ特典
  • 国内・海外旅行傷害保険付帯
  • 航空便遅延補償付帯
  • 免税店・機内販売品の割引 など

国内外29空港の空港ラウンジが無料で利用可

羽田空港ラウンジ

ANAアメックスゴールドがあれば、主要国内空港ラウンジのほとんどを無料で利用できます(ダニエル・K・イノウエ国際空港含む)。

エリア空港ラウンジ名
北海道新千歳空港スーパーラウンジ
函館空港ビジネスラウンジ A Spring.
東北青森空港エアポートラウンジ
秋田空港ロイヤルスカイ
仙台空港ビジネスラウンジ
関東成田国際空港
第1ターミナル
IASS EXECUTIVE LOUNGE1
成田国際空港
第2ターミナル
IASS EXECUTIVE LOUNGE2
羽田空港
第1ターミナル
POWER LOUNGE CENTRAL
POWER LOUNGE SOUTH
POWER LOUNGE NORTH
羽田空港
第2ターミナル
エアポートラウンジ(南)
POWER LOUNGE CENTRAL
POWER LOUNGE NORTH
羽田空港
第3ターミナル
SKY LOUNGE
中部・北陸中部国際空港プレミアムラウンジ セントレア
新潟空港エアリウムラウンジ
富山空港ラウンジ らいちょう
小松空港スカイラウンジ白山
近畿大阪国際空港(伊丹空港)ラウンジオーサカ
関西国際空港カードメンバーズラウンジ
・「六甲」
・「アネックス六甲」
・「金剛」
神戸空港ラウンジ神戸
中国岡山空港ラウンジ マスカット
広島空港ビジネスラウンジ もみじ
米子空港ラウンジ DAISEN
山口宇部空港ラウンジ きらら
四国高松空港ラウンジ 讃岐
松山空港ビジネスラウンジ
スカイラウンジ
徳島空港エアポートラウンジ ヴォルティス
九州福岡空港ラウンジTIME/ノース
ラウンジTIME/ サウス
ラウンジTIMEインターナショナル
北九州空港ラウンジ ひまわり
長崎空港ビジネスラウンジ アザレア
大分空港ラウンジ くにさき
熊本空港ラウンジ「ASO」
鹿児島空港スカイラウンジ 菜の花
沖縄那覇空港ラウンジ華~hana~
ハワイダニエル・K・イノウエ国際空港IASS HAWAII LOUNGE

このサービスはゴールドカードの定番ですが、ANAアメックスゴールドなら同伴者も1名無料です。

通常同伴者には1,000円程度のラウンジ利用料が求められますから、家族・友人との旅行機会に役立ちます。

国内・海外旅行傷害保険で最高1億円を補償

保険

ANAアメックスゴールドには、以下の補償内容の旅行傷害保険が付帯しています。

種別補償内容本会員/家族会員カード会員の家族
海外傷害死亡/傷害後遺障害最高1億円/最高5,000万円最高1,000万円
傷害治療費用300万円200万円
疾病治療費用
賠償責任4,000万円4,000万円
救援者費用400万円300万円
携行品損害50万円50万円
国内傷害死亡/傷害後遺障害保険金最高5,000万円1,000万円

旅行先で万一急病やケガにより入院治療が必要となっても、300万円まで実費を補填します。

海外では日本の健康保険が使えないため、医療費が高額になるのはよくある話。これだけの補償を用意しておけば、安心して旅行を楽しめるでしょう。

さらに、カード会員(本会員・家族会員)はもちろん、カード会員の家族にも補償が適用されます。

ただし、いずれの補償も利用付帯なので、旅行代金をカード決済しないと保険は使えません。くれぐれも注意してくださいね。

航空便遅延時の手厚い補償

旅行時にはケガ以外にも航空機の遅延といったトラブルも付き物です。

しかし、ANAアメックスゴールドがあれば、航空機の遅延や手荷物の紛失時にも、以下の補償が受けられます。

  • 乗継遅延/出航遅延/欠航/搭乗不能時
    食事代・宿泊代を2万円まで補償
  • 受託手荷物遅延時
    手荷物の到着遅延の際の衣類や生活必需品の購入費用を2万円まで補償
  • 受託手荷物紛失時
    手荷物の紛失の際の衣類や生活必需品の購入費用を4万円まで補償

これらの補償も利用付帯である点は注意してください。また、家族カード会員は対象外です。

そのほか、スーツケース1個を対象空港・自宅間無料で配送する手荷物無料宅配サービスも利用できます。

その他ANA・空港での買い物で割引

ANAアメックスゴールドがあれば、以下の割り引きを受けられます。

  • 空港内店舗・ANA FESTAで5%オフ
  • ANA国内線・国際線の機内販売で10%オフ
  • ANAオンラインショップ「A-style」で5%オフ
ともにあーるほけんの窓口

ANAアメックスゴールドは効率良くマイルが貯まる

ANAアメックスゴールドは効率良くマイルが貯まる

ANAアメックスゴールドは、入会・継続・キャンペーン・搭乗ボーナスマイルを利用することで、マイルやポイントをまとめて獲得できます。

また、お買い物でも高還元率でマイルが貯まる上、特定のお店ではマイル還元率がアップします。

ANAアメックスゴールドの効率の良いマイルの貯め方
  • カードに入会・継続
  • キャンペーンを活用
  • ANA便に乗って搭乗ボーナスマイルを獲得
  • ANAグルメマイルを活用
  • お買い物金額の1.0%分のマイルを獲得

カードの入会・継続時に2,000マイル

ANAアメックスゴールドに入会すると、ボーナスマイルとして2,000マイルがプレゼントされます。

さらに、毎年カードを継続すると2,000マイルを付与。

入会時と継続時それぞれ付与されるので、毎年2,000マイル貯まることは確実です。

キャンペーンでマイル大量獲得

ANAアメックスゴールドのキャンペーン

ANAアメックスゴールドは、頻繁に新規入会者に対するキャンペーンを実施しています。

例えば、2023年4月現在、入会後3ヶ月以内に150万円を利用すると37,000ボーナスポイントが付与されます。

150万円の利用で獲得できる通常ポイント(15,000ポイント)と合わせると、合計80,000マイル獲得可能!

1ポイント=1マイルでANAマイルに移行できるので、これだけで羽田-札幌なら6往復、日本-ハワイなら2往復できてしまうほど。※ローシーズンの場合

公共料金や家賃のほか、税金など大きな支払いを入会後3ヶ月に集中して支払い、150万円利用の達成を目指すといいでしょう。

搭乗ボーナスマイル

キャリーバッグを転がす女性

ANAアメックスゴールドを使ってANAグループ便に搭乗すると、搭乗ボーナスマイルがもらえます。

ANAアメックスゴールドの搭乗ボーナスマイルの求め方

区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%=搭乗ボーナスマイル

無料のANAマイレージバンク会員に比べて25%も多くマイルを獲得できるため、旅行や出張が多くANAグループ便に乗る機会が多い方ほど、マイルがよく貯まります。

ANAグルメマイルを活用

ANAグルメマイル

ANAグルメマイル」でもお得にマイルを貯められます。

マイルを貯める方法は以下の3つ。

  • ANAグルメマイルからネット予約
    来店人数×30マイル(※ランチは5マイル)
  • ANAカードで決済
    200円(税込)×1マイル
  • 対象店でカード提示
    100円(税込)×2マイル

ANAグルメマイルから「ネット予約」の表示のあるお店を予約をして来店すると、来店人数に応じてマイルが貯まります。

さらに「ANA CARD」の表示のあるお店に来店し、ANAカードで決済すると200円につき1マイル

「AMC」という表示がある店舗では、以下いずれかのカードを提示し、マイルを貯めたい旨を伝えると、100円につき最大2マイル貯まります。

  • ANAマイレージクラブカード
  • ANAカード(ANAアメックスゴールドなど)
  • ANAマイレージクラブデジタルカード

なお、マイルの付与時期は来店から1ヶ月〜2ヶ月後です。

また、ANAアメックスゴールドだけでなく他のANAカードでも対象になります。

外食の際は、行きたいお店がANAグルメマイルの中にないかチェックしてみるといいでしょう!

お買い物で貯まったポイントをマイルへ移行

コンビニやスーパーでの買い物・ガソリン代・携帯電話料金などの支払いで貯まるのはマイルではなくアメックスのポイントです。

日常的な買い物ではアメックスのアカウントに紐づき、飛行機への搭乗ではANAマイレージバンクに直接マイルが貯まります。

通常100円につき1ポイント貯まり、1,000ポイント=1,000マイル単位でANAマイルに移行できます。つまり、マイル還元率は1.0%です。

還元率は下位のANAアメックスや他のANAゴールドカードと同じ水準ですが、ANAアメックスゴールドには以下の大きなメリットがあります。

  • ポイントに有効期限なし
  • 年間移行ポイントの制限なし
  • ポイント移行コース(通常年間参加料6,600円)が無料

中でも、ポイントに有効期限がないのはかなり大きなメリットです!

ポイントを大きく貯めて遠方への特典旅行を狙っても、有効期限の到来前に到達できなければ諦めるほかなくなるからです。

ANAアメックスゴールドなら、年間の移行制限もなく、失効を気にせずポイントを大きく貯めて、マイルを特典航空券に交換できます。

※マイル移行後の有効期限は36ヶ月後の月末まで

また、通常アメックスのポイントをANAマイルへ移行するためには、ポイント移行コースに登録する必要があります。

ANAアメックスゴールドなら、参加料を払うことなくポイントの移行が可能です。

なお、加盟店の中には200円につき1ポイント貯まる店舗、ポイント加算対象外の店舗もあります。

反面ポイントがアップする店舗もあるため、以下で簡単に紹介します。

ANAグループはポイント2倍・航空券購入時は3.0%還元

ANA航空券購入時3.0%還元

ANAグループでカードを利用するとポイントが2倍になります。

さらにANAはANAカードマイルプラス加盟店にも含まれるため、合計マイル還元率は3.0%まで達します。

対象となる商品は以下の通りです。

  • ANA航空券
  • 旅行商品
  • 機内販売品

ANAカードマイルプラス加盟店

ANAカードマイルプラス

ANAカードマイルプラス加盟店で利用すると、100円につき1ポイントと1マイルの両方が貯まり、トータルの還元率は2.0%となります。

以下のような店舗がANAカードマイルプラス加盟店です。

  • エネオス
  • マツモトキヨシ
  • ANAショッピング A-style
  • TSUTAYA movie
  • ダイソン など

ANAアメックスゴールドの評判

ANAアメックスゴールドの評判

ここでは、実際にANAアメックスゴールドを使っている方から口コミを集めました。

ANAアメックスゴールドならではの特典を評価する声が目立ち、満足度の高いクレジットカードであることがわかります。

(大満足)5.0
ポイントが無期限で貯められる!

カード利用でマイルが貯まるところが嬉しい!ポイントからマイルへ移行するにあたり、有効期限が無いために、無駄にすることなく有効に使うことができます。
また、マイル移行への手数料無料、年間制限もないため、何度も交換できるところがかなりお得になっていると言えます。

40代男性・会社員・利用歴2年

(満足)4.0
手厚い特典に魅力を感じ…

年会費がやや高めではあるものの、家族カードは半額の17,050円と2万円を切ります。
コンサートのキャンセル料の補償(キャンセルプロテクション)はコロナ禍で不測の事態が生じる時に助かりました。
空港ラウンジサービスやホテルでの優遇などこのカードならではの特典もありお得感を感じて利用しています。

40代男性・会社員・利用歴5年

(満足)4.0
ANAアメックスゴールドで好待遇の恩恵も

カードのポイントをANAのマイルかスカイコインに換算して使っておりとても便利です。
ポイントも貯まりやすいですし、このカードがあったおかげでお願いしなくても座席アップグレードして頂いたこともあり、海外によく行く方には絶対にオススメしたいカードです。
一方でメキシコではアメックスで決済出来ないことが多かったです。このカードを持つ場合はVISAでもう一枚カードを作り二刀流で使用するのが一番現実的かなと思います。

35歳女性・会社員・利用歴5年

*集計方法:クラウドワークスによるアンケート調査

ANAアメックスゴールドのデメリット

デメリット

ANAアメックスゴールドには、次のようなデメリットもあります。

ANAアメックスゴールドのデメリット
  • 海外だと使えるお店が少ない
  • 年会費が高い
  • 貯められるマイルはANAマイルのみ

海外だと使えるお店が少ない

ANAアメックスゴールドはVisaやMastercardに比べると使えるお店が少なめです。

とくに海外は使えるお店が少なく、ANAアメックスゴールドだけだと決済できない可能性があります。

海外へ行く機会が多い方は、VisaやMastercardなどのサブカードも持っておくと安心です。

日本国内の場合はJCB加盟店でもアメックスを使えるため、決済できず困ってしまうことは少ないでしょう。

年会費が高い

お金注意

ANAアメックスゴールドは年会費が34,100円と高額です。

他のANAゴールドカードよりも、高めに設定されています。

ANAゴールドカードの年会費
  • ANAアメックスゴールド:34,100円
  • ANA VISA/マスター/JCBワイドゴールドカード:15,400円
  • ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD:15,400円
  • ANAダイナースカード:29,700円

年会費が高い分、他のANAゴールドカードよりも特典が充実していることは確かですが、特典を使いこなせなければ宝の持ち腐れです。

特典を駆使して年会費の元を取れそうか、しっかり吟味してから申し込んでください。

出張や旅行で頻繁にANA便に乗る方なら、マイル還元や特典の利用で年会費の元を取れる可能性が高いでしょう。

貯められるマイルはANAマイルのみ

ANAアメックスゴールドで貯まったポイントと交換できるマイルは、ANAマイルのみです。

JALマイルなど、他のマイルとは交換できません。

ANA以外のマイルも貯めたい方は、Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムなど他のアメックスカードを検討してください。

ANAアメックスゴールドとANAアメックスを比較

ANAアメックスゴールドANAアメックス

ここからはANAアメックスゴールドとANAアメックスを比較します。

ANAアメックスゴールドへ入会を考えている方や、現在ANAアメックスを使用中でANAアメックスゴールドへ切り替えを考えている方は、2枚のカードの違いを把握してください。

項目ANAアメックスゴールドANAアメックス
年会費本カード34,100円7,700円
家族カード17,050円2,750円
マイル還元率通常1.0%1.0%
ANAグループ3.0%2.5%
ANAカードマイルプラス加盟店2.0%2.0%
空港ラウンジカードラウンジ国内28空港、海外1空港(同伴者1名無料)
プライオリティ・パス×
旅行傷害保険(最高補償額)国内最高5,000万円 最高2,000万円 
海外最高1億円最高3,000万円
航空便遅延補償×
手荷物無料宅配サービス
※一部利用不可
ポイント移行コース無料6,600円

ANAアメックスゴールドとANAアメックスは年会費が違う分、特典の内容に上記のような違いがあります。

プライオリティ・パスの違い

前述したように、ANAアメックスゴールドの特典に新たにプライオリティ・パスが加わりました。

一方でANAアメックスは今回の改定の対象外です。

プライオリティ・パスのスタンダード会員権は、通常99米ドル(13,167円)、1回あたりのラウンジ利用料は35米ドル/回(4,655円)です(1米ドル=133円換算)。

仮に年2回VIPラウンジを利用する場合、17,000円以上の支出を節約できることに。

ANAアメックスとANAアメックスゴールドの年会費の差額は26,400円なので、プライオリティ・パスを利用するならANAアメックスゴールドが圧倒的にお得です。

マイル還元率の違い

2枚の基本マイル還元率は同一で1.0%です。違いはANAグループの利用時にあります。

  • ANAアメックスゴールド
    ポイント2倍+ANAマイルプラス加盟店加算1.0%=3.0%
  • ANAアメックス
    ポイント1.5倍+ANAマイルプラス加盟店加算1.0%=2.5%

どちらも高還元ですが、ANA航空券を購入する機会が多いほど、ANAアメックスゴールドのほうが、マイルが貯まりやすくなります。

海外旅行傷害保険の違い

ケガ

ANAアメックスゴールドとANAアメックスには国内・海外旅行傷害保険が付帯しています。

どちらも旅行代金をカードで支払うことが保険の適用条件です(利用付帯)。

両者の補償内容には、以下のような違いがあります。

補償内容ANAアメックスゴールドANAアメックス
傷害死亡/傷害後遺障害最高1億円最高3,000万円
傷害治療費用300万円100万円
疾病治療費用300万円100万円
賠償責任4,000万円3,000万円
救援者費用400万円200万円
携行品損害50万円30万円

旅行や出張のトラブルにより備えられるのは、ANAアメックスゴールドといえるでしょう。

航空便遅延補償の有無

ANAアメックスゴールドには、上記に加え航空便遅延補償が付帯しています。

航空便遅延補償
航空便の遅延に関する食事代・宿泊代を補償したり、手荷物の到着遅延・紛失で購入した衣類や生活必需品の費用を補償したりする特典
  • 乗継遅延・出航遅延・欠航・搭乗不能:最高2万円
  • 受託手荷物遅延費用:最高2万円
  • 受託手荷物紛失費用:最高4万円

ANAアメックスには航空便遅延補償は付帯していないので、旅行や出張が多い方はANAアメックスゴールドのほうが安心できるでしょう。

ポイント移行コースの違い

ANAアメックスの場合、貯めたポイントをマイルに移行するためにはポイント移行コースへ登録する必要があります。

ポイント移行コースの特徴は以下の通りです。

  • ポイントがマイルに移行可能に
  • ポイントの有効期限がなくなる(通常3年)
  • 参加料は年間6,600円
  • 参加期間は1年間、2年目以降は自動更新
  • マイルの有効期限は、移行した月から36ヶ月後の月末まで

貯めたポイントを自由にマイルへ移行する場合、ANAアメックスは年会費7,700円+ポイント移行コース参加料6,600円=14,300円のコストが毎年発生します。

ANAアメックスゴールドはマイル移行コースへ自動加入で、参加料6,600円を支払う必要はありません。

ポイント移行コースの参加料を踏まえると、その差額は19,800円に縮みます。

ANAアメックスゴールドはANAアメックスにはない特典が豊富なので、19,800円でメリットを享受できるか考えて、入会や切り替えを考えてもいいでしょう。

ANAアメックスから切り替える時の注意点

ANAアメックスから切り替える時の注意点

ANAアメックスからANAアメックスゴールドに切り替えるときは、次の3つの注意点に気をつけてください。

ANAアメックスゴールドに切り替えるときの注意点
  • 切り替えには審査が必要
  • カード番号が変わる
  • 発行時に年会費が発生する

カード番号が変わる

ANAアメックスからANAアメックスゴールドに切り替えると、カード番号が変わります。

古いカード(ANAアメックス)の番号で自動引き落としの設定をしている方は、新しいカード(ANAアメックスゴールド)が届いたら速やかに登録し直してください。

ICチップの暗証番号・カードの利用枠・マイレージクラブ番号・Apple Payの設定・ETCカードの情報はそのまま引き継がれます。

発行時に年会費が発生する

お金注意

ANAアメックスゴールドに切り替えると、年会費は発行時に発生します。

古いカード(ANAアメックス)の年会費は、月割り計算されて新しいカード(ANAアメックスゴールド)の年会費へ調整されます。

ANAアメックスゴールドはこんな方におすすめ

最後に、ANAアメックスゴールドをおすすめできる方の特徴を見てみましょう。

ANAアメックスゴールドがおすすめな方
  • ANAグループ便をよく利用する
  • 海外VIPラウンジを利用したい・同伴者とともに国内空港ラウンジを利用したい
  • 旅行や出張先でのケガ・トラブルに備えたい

ANAアメックスゴールドは、旅行や出張などで飛行機や空港をよく利用する方にメリットが大きいクレジットカードです。

さらにプライオリティ・パスの発行も可能となり、一層魅力的なカードにパワーアップしました。

効率良くマイルを貯めたい方や特典に魅力を感じる方は、ぜひ入会を検討してください。