リクルートカードは、年会費無料ながら1.2%と業界最高水準のポイント還元率、さらに旅行保険も付帯しているハイスペックなクレジットカードです。
電子マネーのチャージでもポイント還元が受けられるのも魅力の一つ。
本記事では、リクルートカードの強みを活かしたポイントの貯め方や、貯まったポイントをお得に使う方法を詳しく解説します。
いつでもポイント還元率1.2%
- 年会費が永年無料
- ポイント還元率1.2%
- 電子マネーへのチャージもポイント対象
- 旅行傷害保険・ショッピング保険も付帯
- ETCカードの発行が有料
- 電子マネーチャージのポイント付与対象は月30,000円まで
※本記事の価格は全て税込みです。
カード名 | リクルートカード | JCBカードW | 楽天カード | セゾンパールアメックス |
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
還元率 | 1.2% | 1.00%~10.50% | 1.0%~3.0% | 0.5%~2.0%※2 |
国際ブランド | Visa、Mastercard、 JCB | JCB | Visa、Mastercard、 JCB、American Express | American Express |
キャンペーン | 【JCB限定】 最大6,000ポイント プレゼント | 新規入会&Amazon利用で20% (最大12,000円) キャッシュバック (2024/4/1〜 2024/9/30) | 新規入会&利用で 最大5,000ポイント プレゼント | 最大11,000円相当 プレゼント |
申込対象 | 18歳以上 | 39歳以下 | 18歳以上 | 18歳以上 |
発行スピード | 最短1週間 | 最短3営業日 | 最短1週間 | 最短即日 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※2 利用金額1,000円(税込)ごとに永久不滅ポイントが1ポイント(約5円相当)付与されます。
※2 交換商品によっては、1Pの価値は5円未満になります。
リクルートカードの特徴・基礎知識
リクルートカード | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 1.2% |
名称 | リクルートポイント | |
1ポイントの価値 | 1円 | |
交換可能マイル | なし | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内 | 最高1,000万円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | JCB:無料 Visa、Mastercard:1,100円 |
年会費 | 無料 | |
ポストペイ型電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | JCB、Visa、Mastercard | |
発行会社 | JCB | 株式会社ジェーシービー |
Visa、Mastercard | 三菱UFJニコス株式会社 | |
発行期間 | 最短1週間 | |
詳細 | 公式サイトを見る |
リクルートカードの特長は、1.2%という驚異的に高い基本還元率です。
後述しますが、対象の電子マネーチャージでもポイント還元が受けられるのも魅力です。
国際ブランドはJCB、Visa、Mastercardの3種類から選択可能で、発行会社が国際ブランドによって異なります。
- JCB:ジェーシービー
- Visa・Mastercard:三菱UFJニコス
年会費は永年無料なので、リクルートサービス専用のサブカードとしても保有しやすいでしょう。
また、年会費無料ながら、最高2,000万円の海外旅行保険、最高1,000万円の国内旅行保険、国内外で購入した商品を年間200万円まで補償してくれるショッピング保険も付帯しています。
いつでもポイント還元率1.2%
リクルートカードの還元率
リクルートカードの最大のメリットは、ポイントが貯まりやすいことです。
基本の還元率は1.2%と業界最高水準。
毎月の利用総額がポイント還元対象になっており、端数が無駄になりにくいのもメリットです。
リクルートポイントの貯め方のコツをまとめました。
- 普段の買い物や公共料金の支払いで1.2%還元
- 家族カードやETCカード利用分も1.2%還元
- リクルート関連サービスの利用で還元率アップ
- 電子マネーのチャージで1.2%還元
普段の買い物や公共料金の支払いで貯める
リクルートカードは、どこで使っても1.2%還元です。
そのため、普段の買い物や公共料金の支払いなど、生活の様々なシーンで、効率よくポイントを貯められます。
例えば、家賃や食費、光熱費、携帯電話料金などの支払いで毎月15万円の支出があるとします。
1.2%還元のカードと、平均的な還元率0.5%のカードでは、獲得できるポイント数に大きな差が出ます。
- 還元率1.2%のカード:月に1,800ポイント、年間21,600ポイント
- 還元率0.5%のカード:月に750ポイント、年間9,000ポイント
リクルートカードをメインカードとして活用すれば、1.2%還元の強みを活かせます。
いつでもポイント還元率1.2%
家族カード、ETCカード利用分も1.2%還元
リクルートカードは、家族カードを無料で発行でき、年会費も無料です。
家族カードの利用分は本会員の利用代金に合算されるため、より多くのポイントを獲得できます。
また、ETCカードも通行料の支払金額に応じて1.2%のポイントが還元されます。
ただし、以下の通り国際ブランドにより発行時の費用が異なるので、注意が必要です。
- Visa、Mastercard(三菱UFJニコス)
ETCカード年会費無料、発行手数料1,100円 - JCB(ジェーシービー)
ETCカード年会費、発行手数料ともに無料
リクルート関連サービスの利用で還元率アップ
リクルートカードは、リクルート関連サービスで利用するとさらにお得です。
- ポンパレモール:4.2%還元
買い物で3.0%還元+リクルートカード決済で1.2%還元 - じゃらんnet:3.2%還元
予約・宿泊で2.0%還元+リクルートカード決済で1.2%還元 - ホットペッパービューティ:3.2%還元
予約・来店で2.0%還元+リクルートカード決済で1.2%還元 - ホットペッパーグルメ
ネット予約・来店人数×50ポイント+リクルートカード決済で1.2%還元
通販サイトのポンパレモールは、衣料品やグルメ、スイーツ、家電などすべての商品が4.2%還元の対象です。
中には20%ポイントが加算される商品も!リクルートカードで決済すれば、21.2%還元にもなります。
そのほか、じゃらんnetには+10%が還元される期間限定プランもあります。
いつでもポイント還元率1.2%
電子マネーのチャージで1.2%還元
リクルートカードは電子マネーのチャージでも1.2%還元されます。
なお、国際ブランドによって加算対象の電子マネーや還元率が異なるので注意しましょう。
- Visa、Mastecard(三菱UFJニコス)
楽天Edy・モバイルSuica、SMART ICOCAへのチャージで1.2%還元 - JCB(ジェーシービー)
nanaco、モバイルSuicaへのチャージで0.75%還元
リクルートポイントはPontaポイント、dポイントに等価交換可能
リクルートカードで貯めたリクルートポイントは、1ポイント=1円として、ポンパレモールやじゃらんnetなどのリクルート系サービスで利用できます。
また、1ポイント単位でPontaポイントやdポイントに等価交換が可能。
いつでもポイント還元率1.2%
リクルートカードと他カードを比較
リクルートカードと年会費無料の他社カードを比較してみました。
カード名 | リクルートカード | 三井住友カード(NL) | JCBカードW | セゾンパールアメックス | 楽天カード |
---|---|---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 永年無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
還元率 | 1.2%~4.2% | 0.5%~7%※ | 1.0%~5.5% | 0.5%~2.0%※ | 1.0%〜3.0% |
国際ブランド | Visa Mastercard JCB | Visa Mastercard | JCB | American Express | Visa Mastercard JCB American Express |
特長 | 基本ポイント還元率が業界最高水準 | 対象のコンビニ・飲食店での スマホのタッチ決済利用でポイント最大7%還元 | 優待店で利用するとポイント最大11倍 | QUICPay利用で2% | 楽天サービスの利用で還元率アップ |
申込対象 | 18歳以上 | 18歳以上 (高校生を除く) | 39歳以下 | 18歳以上 | 18歳以上 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※交換商品によっては、1Pの価値は5円未満になります。
JCBカードWは、Amazonやセブン-イレブン、スターバックスなどの優待店で利用すると、還元率が5.5%までアップします。
また、三井住友カード(NL)は、セブン-イレブン・ローソンなどのコンビニおよび対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済利用でポイント最大7%還元になります。※
利用先によっては、JCBカードWや三井住友カード(NL)のほうが、リクルートカードより還元率が高くなります。
- スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件です。
- iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
- 商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
- 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
- 通常のポイントを含みます。
- ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
リクルートポイントのおすすめの使い道
リクルートポイントは下記いずれかの共通ポイントへ交換するのがおすすめです。
- Pontaポイント
- dポイント
なお、キャンペーンなどでもらえる「リクルート期間限定ポイント」や「サイト限定ポイント」は、Pontaポイント・dポイントへ交換できません。
じゃらんやポンパレモールなど、リクルートサービスでそのまま使いましょう。
Pontaポイントへ交換する場合
Pontaポイントはリクルートポイント同様、じゃらんやホットペッパーグルメなどリクルートの各種サービスで使えます。
そのうえ、Ponta加盟店での利用やマイルへの交換、au PAYへのチャージなど使い道がぐっと広がってお得です。
- Pontaポイント加盟店での利用(ローソン、ゲオなど)
- リクルートのサービスで使う
- JALマイルへ交換する(1ポイント=0.5マイル)
- au PAY残高へチャージする(1ポイント=1円)
- ポイント投資に充てる(auカブコム証券)
dポイントへ交換する場合
dポイントもdポイント加盟店での支払いやd払い残高としての利用、ドコモの携帯料金への充当など使い道がたくさんあります。
とくにドコモユーザーは、dポイントへの交換がおすすめです。
- dポイント加盟店での利用(ローソン、ファミリーマートなど)
- JALマイルへ交換する(1ポイント=0.5マイル)
- d払い残高として使う(1ポイント=1円)
- dマーケットで使う
- ポイント投資に充てる(日興フロッギー)
リクルートポイントの有効期限
リクルートポイントの有効期限は、最終ポイント加算日から1年間です。
つまり、リクルートポイントが貯まるたびに有効期限が延長されるので、有効期限は実質無期限です。
また、Pontaポイント、dポイント交換後のそれぞれの有効期限は以下の通りです。
- Pontaポイント:実質無期限
- dポイント:獲得した月から起算して48ヶ月後の月末まで
いつでもポイント還元率1.2%
リクルートカードのデメリット
リクルートカードのデメリットも確認しておきましょう。
- ETCカードの発行が有料
- 電子マネーチャージのポイント付与対象は月30,000円まで
ETCカードの発行が有料
リクルートカードは、ETCカードの利用でも1.2%のポイントが還元されるのでお得です。
しかし、国際ブランドにVisa、Mastercardを選んだ場合、ETCカードの発行手数料1,100円が必要な点はデメリットといえます。(年会費は無料)
ETCカードを発行するなら、国際ブランドはJCBを選ぶのがおすすめです。
電子マネーチャージのポイント付与対象は月30,000円まで
以下の電子マネーを利用している方は、リクルートカードからのチャージでポイントが貯まります。
- Visa、Mastecard
楽天Edy・モバイルSuica、SMART ICOCAへのチャージで1.2%還元 - JCB
nanaco、モバイルSuicaへのチャージで0.75%還元
しかし、ポイント付与対象には上限があり、月の利用金額のうち30,000円分(すべての電子マネーの合算金額)までしかポイント還元されません。
1ヶ月で30,000円以上をチャージする場合は、他社カードと併用してポイントを取りこぼさないようにしましょう。
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リクルートカードの審査
還元率の高さや充実した付帯保険が魅力のリクルートカードですが、発行するには審査を通過しなければいけません。
ここでは、申し込み資格やカードのランク、口コミなどから推測されるリクルートカードの審査基準について解説します。
リクルートカードの審査難易度
リクルートカードは、以下の理由から、比較的申し込みやすいカードと推測されます。
- 18歳から申し込み可能
- 年会費無料の一般カード
- パート・アルバイト勤務でも申し込める
18歳から申し込み可能
リクルートカードの申込資格は、以下の通りです。
18歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある方、または18歳以上で学生の方(高校生を除く)。
18歳から申し込めるので、幅広い年代をターゲットにしていることが分かります。
多くの方に使ってもらう狙いがあるため、審査で求められる年収額はそれほど高くないと推測されます。
なお、一般の方の利用可能枠は10万円~100万円です。
年会費無料の一般カード
クレジットカードの審査では、年会費が高くなるにつれて審査難易度が上がる傾向があります。
その点、リクルートカードは年会費無料の一般カード。
年会費がかかる一般カードよりも審査難易度が低いと予想されます。
パート・アルバイト勤務でも申し込める
リクルートカードの審査に通過した方の口コミを見ると、パート・アルバイト勤務の例も多数ありました。
また、年金受給者の方が審査に通っている例もあります。
リクルートカードは、年収が低くても、毎月安定した収入があれば審査に通りやすいカードと考えられます。
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リクルートカードの審査に通るコツ
リクルートカードの審査に通るコツは、以下の通りです。
- 良好なクレヒスを積んでおく
- 多重申し込みを避ける
- キャッシングは0円で申し込む
良好なクレヒスを積んでおく
クレヒスとは、ローンやクレジットカードの利用履歴のことです。
クレヒスに支払いの延滞などのマイナスな信用情報が記録されていると、審査に落ちるリスクが高くなってしまいます。
また、審査ではリクルート関連サービスの利用状況もチェックされるようです。
ポンパレモールやじゃらんnetに会員登録し利用頻度を高めておくと、支払い能力があると判断され、審査に有利になる可能性があります。
多重申し込みを避ける
短期間に複数のクレジットカードを申し込んでいる場合は、「お金に困っているのでは」と警戒されて審査に通りづらくなります。
クレジットカードの申込は、最低6ヶ月間は期間を空けるようにしましょう。
キャッシングは0円で申し込む
リクルートカードにはキャッシングサービスが付帯しており、金額を自分で設定できます。
しかし、キャッシング枠を高くするとお金を借りる可能性が高まるため、審査がより厳しくなってしまいます。
審査に通りやすくするなら、キャッシング枠は0円で申し込みましょう。
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リクルートカードに関するQ&A
リクルートカードに関するよくある質問をまとめました。
リクルートカードのメリットは?
- 年会費が永年無料
- 基本のポイント還元率が1.2%と高め
- 電子マネーチャージもポイント対象
- 旅行傷害保険・ショッピング保険も付帯
リクルートカードは基本の還元率が1.2%と高めです。
利用場所を問わずポイントがザクザク貯まります。\
リクルートカードのデメリットは?
- ETCカードの発行が有料(Visa・Mastercard)
- 電子マネーチャージのポイント付与対象は月30,000円まで
とくに、電子マネーチャージでポイントが付与されるのは月30,000円までなのは注意したい点です。
月30,000円以上チャージする場合は他のカードとの併用も検討してください。
リクルートカードのポイント還元率は?
毎月の利用金額合計に応じてポイントが加算されるので、少額決済も無駄になりません。
ただし、JCBブランドで電子マネーにチャージする際は還元率が0.75%に下がります。
リクルートカードの年会費は?
本カードだけでなく家族カードやETCカードも年会費がかかりません。
リクルートカードの国際ブランドは?
項目 | Visa・Mastercard | JCB |
---|---|---|
モバイルSuica | チャージ還元率1.2% | チャージ還元率0.75% |
楽天Edy | ポイント対象外 | |
SMART ICOCA | ||
ETCカード発行手数料 | 1,100円 | 無料 |
タッチ決済 | 非対応 | 〇 |
発行会社(問い合わせ先) | 三菱UFJニコス株式会社 | 株式会社ジェーシービー |
基本的なサービス内容は同じですが、電子マネーチャージやETCカードの発行手数料など細かい点で違いがあります。
リクルートカードでタッチ決済は使える?
Visa・Mastercardブランドはタッチ決済に対応していません。
リクルートカードはこんな方におすすめ
- ポイント高還元と旅行保険のどちらも欲しい方
- リクルート関連サービスをよく利用する方
- dポイント加盟店、Pontaポイント加盟店をよく利用する方
リクルートカードは基本の還元率が1.2%と高いため、普段の買い物や公共料金などの支払いで効率よくポイントを貯められます。
年会費無料ながら旅行保険も付帯しているので、旅行保険付きの高還元カードを探している方にもぴったりです。
また、リクルート関連サービスで利用すると還元率が最大4.2%にまでアップ!
貯まったポイントは、dポイントやPontaポイントに交換すると用途がさらに広がります。
いつでもポイント還元率1.2%