プロミスVisaカードは年会費無料のカードローン一体型クレジットカード|審査は難しい?
  • 2023年9月20日
  • 2024年3月19日
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プロミスVisaカードは年会費無料のカードローン一体型クレジットカード|審査は難しい?

プロミスVisaカードは、1枚で買い物にも借入れにも利用できる年会費永年無料のクレジットカードです。

三井住友カードの充実したポイントサービスやセキュリティを備えている上、プロミスのカードローン機能を搭載。

特に、ポイントサービスが充実しており、対象のコンビニ・飲食店ではVisaタッチ決済による支払いで最大7%還元になります。

本記事では、プロミスVisaカードのメリット・デメリットを紹介します。

審査基準や申し込みの流れも解説するので、プロミスVisaカードの入会を検討している方はぜひチェックしてください。

プロミスVisaカードのメリット
  • 1枚で買い物と借入ができる
  • 対象のコンビニ・飲食店でタッチ決済すると最大7%還元
  • 家族ポイントで最大+5%還元
  • 最高2,000万円の海外旅行傷害保険
プロミスVisaカードのデメリット
  • 最短5分即時発行に対応していない
  • 国際ブランドはVisaのみ
  • 国内旅行傷害保険が付帯しない
  • 家族カードを発行できない
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※本記事の価格は全て税込みです。

この記事の執筆者
松崎観月
松崎観月
保有資格

大学卒業後、金融機関にて個人営業を担当。資産運用の相談・保険販売などを経験する。退社後CFP認定を取得し、フリーのFPライターとして活動を行う。

プロミスVisaカードの特徴・基礎知識

プロミスVisaカード
プロミスVisaカード
ポイント還元率0.5%~12%
名称Vポイント
1ポイントの価値1円
交換可能マイルANAマイル
年会費初年度無料
2年目以降
旅行保険海外最高2,000万円(利用付帯)
国内なし
ETCカード発行手数料無料
年会費初年度無料
次年度550円(税込)
(ETCの利用が前年に1回以上の場合、無料)
ポストペイ型電子マネーiD、WAON、PiTaPa、Google Pay、Apple Pay
国際ブランドVisa
発行会社三井住友カード株式会社
発行期間最短5営業日

三井住友カードとプロミスが提携し、2023年3月から新たに「プロミスVisaカード」を発行開始しました。

買い物と借入の機能が1つになった年会費無料のクレジットカードです。

クレジットカード機能、カードローン機能のどちらでもVポイントが貯まり、ポイントアップ制度も充実しています。

券面は、カード番号などが印字されていないナンバーレス仕様。

カード情報を盗み見されるリスクが低いため、より安心して保有できます。
ともにあーるほけんの窓口

プロミスVisaカードのメリット

メリット

メリット・デメリットの両面を踏まえ、プロミスVisaカードを検討しましょう。

主なメリットは、以下のとおりです。

プロミスVisaカードのメリット
  • 1枚で買い物と借入ができる
  • 対象のコンビニ・飲食店でタッチ決済すると最大7%還元
  • 家族ポイントで最大+5%還元
  • 対象のサブスクサービスでポイントがアップする「学生ポイント」
  • 最高2,000万円の海外旅行傷害保険

1枚で買い物と借入れができる

プロミスVisaカードは1枚で買い物と借入れができる

プロミスVisaカードは、2つの機能が1枚になったカードです。

そのため、1枚のカードをショッピングにも借入れにも使えます。

カードを増やしたくない方、周囲にカードローンの利用を知られたくない方も利用しやすいでしょう。

お急ぎの方、キャッシング機能をメインで使いたい方はカードローン「プロミス」のご利用もご検討ください。最短3分融資も可能、カードレスにも対応しています。

※お申込みの時間帯や審査の状況によってはご希望に添えない場合がございます。

また、クレジットカード機能・カードローン機能のどちらもVポイントが貯まります。

利用シーンVポイント
クレジットカード機能カード利用200円につき1ポイント
カードローン機能毎月の返済で利息200円につき1ポイント
プロミスアプリで会員サービスにログインすると10ポイント(月に1回まで)

貯まったVポイントは、他社ポイントや景品に交換できるほか、「Vポイントアプリ」をダウンロードすれば1ポイント=1円として買い物に利用できます。

ダウンロードはこちらから

アップルストア グーグルプレイ

対象のコンビニ・飲食店でタッチ決済すると最大7%還元

プロミスVisaカードは、対象コンビニ・飲食店などでスマホのVisaタッチ決済で支払うと、ポイント還元率が最大7%(通常0.5%+スマホのタッチ決済6.5%)にアップします。

なお、カード現物のタッチ決済では還元率最大5%(通常0.5%+カードでのタッチ決済4.5%)止まりになってしまいますので、注意してください。

項目ポイント還元率
通常ポイント還元0.5%
対象店舗でカードを使ってVisaのタッチ決済を利用4.5%
対象店舗でスマホのVisaのタッチ決済を利用6.5%
合計7%

主な対象店舗は以下のとおりです。

最大7%ポイント還元の対象店
項目対象店
コンビニセイコーマート、セブン-イレブン、ポプラ、ミニストップ、ローソンなど
飲食店マクドナルド、モスバーガー、サイゼリヤ、ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサン、夢庵、その他すかいらーくグループ飲食店、ドトールコーヒーショップ、エクセルシオール カフェ、かっぱ寿司など
※ステーキガスト、から好し、むさしの森珈琲、藍屋、グラッチェガーデンズ、魚屋路、chawan、La Ohana、とんから亭、ゆめあん食堂、桃菜、八郎そば、三〇三も対象です。

例えば、10,000円分食事した場合、通常(0.5%)なら50ポイント付与のところ、上記店舗でタッチ決済すれば700ポイント貯まります。

コンビニをよく利用する方、外食の機会が多い方にとって非常に大きなメリットですね。
  • スマホのVisaのタッチ決済で支払うことが条件です。
  • iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
  • 商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
  • 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
  • 通常のポイントを含みます。
  • ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。

家族ポイントで最大+5%還元

三井住友カードの家族ポイント

さらに、「家族ポイント」によって、対象のコンビニ・飲食店で最大+5%還元されます。

家族ポイントとは
三井住友カード会員の家族を1人登録するごとに1.0%を加算(最大5%)するポイントサービス

家族ポイントの「家族」は、代表者(主会員)の二親等以内の家族が対象。祖父母や孫、兄弟姉妹なども含まれます。

つまり、家族を登録し、対象のコンビニ・飲食店でタッチ決済支払いをすれば、最大12%の高還元率が実現します。

ただし、家族に登録できるのは、家族ポイントの対象カードを持つ家族に限られます。

対象のサブスクサービスでポイントがアップする「学生ポイント」

プロミスVisaカードには、対象会員がサブスクリプションサービスの支払いなどにプロミスVisaカードを利用すると、ポイント還元率がアップする「学生ポイント」もあります。

カテゴリ対象サービスポイント還元率
対象のサブスクサービスDAZN、Leminoプレミアム、Hulu、U-NEXT、LINE MUSICなど最大10%
対象の携帯料金支払いUQ mobile、NTT docomo、ahamo、Softbank、LINEMO、Y!mobile、LINE MOBILE、y.u. mobile最大2%
対象のQRコード決済のチャージ&ペイLINE Pay最大3%
※特典付与には条件・上限があります。詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。

最高2,000万円の海外旅行傷害保険

プロミスVisaカードには、年会費永年無料ながら最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯しています。

補償内容最高保険金額
傷害死亡・後遺障害最高2,000万円
傷害治療費用50万円
疾病治療費用
賠償責任2,000万円
携行品損害(免責3,000円)15万円
救援者費用100万円
※補償が適用されるのは、事前に旅行代金(ツアー代金・航空券代など)をプロミスVisaカードで支払った場合です。

また、カード入会後、以下の「選べる無料保険」への切り替えも可能です。

選べる補償プラン保険の種類概要
日常生活安心プラン個人賠償責任保険法律上の損害賠償責任を負った際の損害を補償
ケガ安心プラン入院保険(交通事故限定)交通事故によるケガで入院や手術した場合の補償
持ち物安心プラン携行品損害保険身の回り品が盗難・破損・火災などの被害にあってしまった場合に補償

他のカードで海外旅行に備えている方も、プロミスVisaカードなら必要な補償を付帯できるので安心です。

なお、切り替え後、海外旅行傷害保険は適用されません。

プロミスVisaカードのデメリット

デメリット

一方、プロミスVisaカードには以下のデメリットもあります。

プロミスVisaカードのデメリット
  • 最短10秒即時発行に対応していない
  • 国際ブランドはVisaのみ
  • 国内旅行傷害保険が付帯しない
  • 家族カードを発行できない

最短10秒即時発行に対応していない

プロミスVisaカードは即時発行に対応していません。発行まで最短5営業日かかるため、届くのは1週間程度後です。

三井住友カードは、カードの到着を待たずにすぐに利用できる即時発行(最短10秒)のサービスを提供しています。

ただし、対象となっているのは「三井住友カード(NL)」、「三井住友カード ゴールド(NL)」の2枚のみ。

プロミスVisaカードは含まれません。

プロミスVisaカードも同じナンバーレス仕様のカードですが、即時発行には対応していません。

発行を急ぐ場合は注意しましょう。

ただし、プロミスのローン機能は即日融資に対応しており、最短3分での借入れが可能です。
※申込の時間帯や審査状況によっては希望に添えない場合があります。

国際ブランドはVisaのみ

プロミスVisaカードの国際ブランドは、Visaのみです。Mastercardは選択できません。

同じくナンバーレス仕様の三井住友カード(NL)では、VisaとMastercardから選べます。

なお、Visaは利用できる国や地域、店舗数ともに世界トップシェアを誇る国際ブランドです。

Visaを1枚持っていれば、基本的に困ることはないでしょう。

国内旅行傷害保険が付帯しない

旅行する女性

プロミスVisaカードには、国内旅行傷害保険が付帯しません。

ただし、年会費無料のクレジットカードには、国内旅行傷害保険が付帯していないことが一般的です。

プロミスVisaカードに限ったデメリットではありませんが、国内旅行傷害保険が必要な方は注意してください。

家族カードを発行できない

プロミスVisaカードは、家族カードの発行には対応していません。

三井住友カード(NL)では、家族カードの発行が可能です。

ただし、プロミスVisaカードは満18歳以上(高校生は除く)であれば申し込めます。

また、年会費が永年無料なので、家族それぞれが本カードを発行してもコストは発生しません。

ともにあーるほけんの窓口

プロミスVisaカードの審査

チェックリスト

プロミスVisaカードにはカードローン機能もついているため、審査が気になる方もいるでしょう。

そこで、プロミスVisaカードの審査について解説します。

プロミスVisaカードの審査基準

他のクレジットカードと同じように、プロミスVisaカードの審査基準は公表されていません。

申し込みできるのは、以下の2つを満たす方です。

  • 満18歳以上(高校生は除く)である
  • プロミス会員である

また、プロミスの申し込み条件は「年齢18~74歳のご本人に安定した収入のある方」です。

学生や主婦でも、パートやアルバイトで安定した収入を得ていれば申し込めます。

※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)、年金収入のみの方は申込不可。
※申込時の年齢が19歳以下の場合、収入証明書の提出が必要になります。
※希望限度額が50万円を超える場合、希望限度額と他社からの借入額の合計が100万円を超える場合は収入証明書の提出が必要になります。

審査基準は非公開ですが、2度の審査(プロミスの審査と三井住友カードの審査)が行われる点には注意が必要です。

プロミスVisaカードの申し込み方法・流れ

スマホを操作する手

プロミスVisaカードを保有するには、プロミスの審査後、三井住友カードの審査を通過する必要があります。

申し込みの流れは以下のとおりです。

  1. プロミスの申し込み
  2. プロミスの審査
  3. プロミスの契約
  4. プロミスVisaカードの申し込み
  5. プロミスVisaカードの審査・発行

プロミスVisaカードを利用できるのは、プロミス会員の方に限られます。会員でない方は、最初にプロミスへの申し込みが必要です。

プロミスは融資開始までに最短3分とされているので、審査完了が早いようです。

※申込の時間帯や審査状況によっては希望に添えない場合があります。

すでにプロミス会員の方は、4の手順から手続きましょう。会員サービスからプロミスVisaカードの申し込みができます。

プロミスの審査と成約率

プロミスを運営するSMBCコンシューマーファイナンスは、プロミスの成約率を公表しています。

成約率とは
新規申込者に対する新規顧客者の割合

「月次データ」によると、2022年4月~2023年2月までの成約率は以下のとおりでした。

項目成約率
2022年4月37.1%
5月36.7%
6月36.3%
7月35.1%
8月39.0%
9月40.9%
10月41.5%
11月43.8%
12月43.6%
2023年1月43.3%
2月43.9%

成約率は40%前後で推移しており、2022年9月以降は4割を超えています。

成約率は、新規申込者のうち審査に通過していた人の割合を示したものです。成約率が高いからといって審査に通過しやすいわけではないため注意してください。

プロミスを含め、カードローンの審査では返済能力があるかどうかが重要です。

信用情報に問題がある場合や、三井住友グループとの間で金融トラブルを起こしている場合などは、審査に通過できない可能性が高まります。

また、プロミスのような消費者金融カードローンは「総量規制」の対象であり、借入れできるのは年収の3分の1までです。

すでに年収の3分の1の借入れがある方は、プロミスの審査に通過することはできません。

プロミスVisaカードはこんな場面におすすめ

スマホを使う女性

プロミスVisaカードは、以下のような場面におすすめのカードです。

プロミスVisaカードはこんな場面におすすめ
  • カードローンを利用したい
  • コンビニや飲食店を利用する機会が多い
  • 年会費無料のカードが欲しい

すでにプロミス会員の方はもちろん、いざというときの備えとしてカードローン機能をつけておきたいときにおすすめです。

カードローン機能は欲しいがカードを増やしたくない、ローンカードを見られて周囲に知られるのを避けたいときにも適しています。

また、プロミスVisaカードは対象のコンビニや飲食店で最大7%還元になるカードです。

複数のポイントサービスを組み合わせれば、7%以上の還元率も実現できます。

年会費もかからないため、対象店舗をよく利用するなら入会を検討したいカードだと言えるでしょう。

プロミスVisaカードは1枚で買い物も借入れもできる

プロミスVisaカードは、プロミスと三井住友カードが提携して発行するカードローン一体型クレジットカードです。

年会費永年無料、1枚のカードで買い物にも借入にも利用可能。対象のコンビニ・飲食店では、最大7%還元になります。

プロミスVisaカードのメリット
  • 1枚で買い物と借入ができる
  • 対象のコンビニ・飲食店でタッチ決済すると最大7%還元
  • 家族ポイントで最大5%還元
  • 対象のサブスクサービスでポイントがアップする「学生ポイント」
  • 最高2,000万円の海外旅行傷害保険
プロミスVisaカードのデメリット
  • 最短30秒即時発行に対応していない
  • 国際ブランドはVisaのみ
  • 国内旅行傷害保険が付帯しない
  • 家族カードを発行できない

一方で、即日発行はできない、国内旅行傷害保険や家族カードがないなどの注意点もあります。

また、プロミスVisaカードを保有するには、プロミスの審査と三井住友カードの審査通過が必須です。

カードローン機能が欲しい方やコンビニをよく利用する方は、注意点も踏まえ、プロミスVisaカードへの入会を検討しましょう。