P-oneカード＜Standard＞のメリットは利用金額の自動1％オフ！デメリットはある？

P-oneカード＜Standard＞の魅力は、いつでも・どこでも1%OFFになるところです。

ポイントが貯まるのではなく、カード請求時に割引が自動適用されます。

ただし割引対象外の支払いがある、ETCカードや家族カードにコストがかかるといった欠点があります。

P-oneカード＜Standard＞のメリット・デメリットや審査難易度についてみていきましょう。

※本記事の価格は全て税込みです。

P-oneカード＜Standard＞の特徴・基礎知識

P-oneカード＜Standard＞は、「ファミマTカード」などを取り扱うポケットカード株式会社が発行するカードです。

4種類あるP-oneカードシリーズのスタンダードカードで、年会費無料で保有できます。

最大の特徴は、カード料金請求時に1.0%が割引されるところです。

会員専用サイト「ポケットモール」でお買い物すれば、割引に加えてポイントが付与されるためダブルでお得です。

また国際ブランドはVisa、Mastercard、JCBから選択でき、ブランド別の付帯サービスを利用できます。

券面デザインは全6種類あり、ブルー・ピンク・イエローの3色、落ち着きのあるクラシックなカラーと、鮮やかなネオンカラーの各2タイプから選択可能です。

カード番号や氏名は裏面記載なので、すっきりシンプルなデザインです。

P-oneカード＜Standard＞のメリット

P-oneカード＜Standard＞には以下のメリットがあります。

請求時に自動で1%OFF

P-oneカード＜Standard＞の目玉は、カード利用金額の請求時に自動で1%OFFになる割引特典です。

自動的に割引・生活費や公共料金が対象

一般的なクレジットカードは利用時にポイントが貯まり、有効期限前に交換手続きをおこなうことで、お金と同様に活用できます。

その点P-oneカード＜Standard＞は、自動的に割引が適用されます。

クレジットカードを使うだけで、誰でも簡単にお得感を実感できるのがメリットです。

のちほど解説する対象外のお支払い以外なら、いつでも・どこでも割引を受けられます。

以下がその一例です。

• 生活費
  食品や日用品のお買い物代など
• 公共料金
  電話代や水道光熱費など
• 年金や税金など
  国民年金保険料・自動車税・住民税など

100円ごとに1%OFF・割引額は上限なし

1回のお支払いにつき、100円ごとに1%が割引されます。

たとえば1万円のお買い物をした場合、9,900円が請求される仕組みです。

P-oneカード＜Standard＞は、実質的に1%の高還元カードと同様のお得度です。

しかも割引額に上限はないので、使えば使うほどお得です。

1%OFFの対象外に注意

以下の利用分は割引対象外なので気を付けましょう。

• 電子マネー・WEBマネーへのチャージ(楽天Edy、nanacoなど)
• 金券類(切手や各種ギフト券等)の購入
• 生命保険・損害保険などの各種保険料
• サンリブ・マルショク店内利用分
• ポケットカードトラベルセンター利用分
• ETCカードの利用分
• キャッシングの利用分
• 年会費

ポケットモール経由のお買い物でポイントが貯まる

会員専用サイト「ポケットモール」経由のネットショッピングなら、割引に加えて「ポケットポイント」を貯められます。

楽天市場やYahoo!ショッピング、ビックカメラ.comなど300以上のショッピングサイトが掲載されており、付与されるポイント数はサイトごとに異なります。

主なサイトのポイント付与数と還元率を以下にまとめました。

1ポイント＝3円で交換すれば、多くのサイトで1.0%を優に超える高還元を得られます。

1ポイント＝3円に相当する主な交換先は以下のとおりです。

• 他社ポイント
  dポイント・Gポイント
• キャッシュバック
  楽天銀行口座・PayPay銀行口座
• オンラインギフト
  Amazonギフトカード・QUOカードPayなど

レンタカーの基本料金が5%割引

対象のレンタカーを利用・P-oneカード＜Standard＞で支払うと、基本料金がいつでも5%割引になります。

対象のレンタカーは以下のとおりです。

タイムズカーレンタルのみ最大15%割引を受けられます。

割引に回数制限はないため、レンタカーの利用頻度が高い方は、かなりお得になります。

パッケージツアーが最大8%割引

P-oneカード＜Standard＞なら、海外・国内のパッケージツアーが最大8%割引になります。

同伴者にも同じ割引率が適用されるため、友人や家族もお得に旅行を楽しめます。

取扱いのブランドは40以上です。主なブランドと割引率を以下にまとめました。

会員専用旅行サイト「ポケットカードトラベルセンター」でツアーを申し込み、P-oneカード＜Standard＞で支払うことで割引が適用されます。

ロードサービスやハウスサービスを追加できる

P-oneカード＜Standard＞は、以下の有料特典をどちらか1つ任意で追加できます。

ポケット・サポート・サービス

年会費1,980円の「ポケット・サポート・サービス」は、日常生活で起こりうるさまざまなトラブル・お悩みに、24時間365日体制で対応してもらえるサービスです。

たとえば「車が動かなくなった」「トイレの配水管が壊れて水があふれてきた」「近くの病院を教えてほしい」といったシーンで利用可能です。

利用シーンごとに以下の3つのサービスに分かれています。

• カーライフサポートサービス
  レッカー牽引・落輪引上げ・故障時の応急処置など
• ハウスサポートサービス
  水まわりの応急処置・玄関の鍵開け・引越し業者紹介など
• ライフサポートサービス
  医師や看護師への健康相談・病院や人間ドック施設の紹介など

カーライフホッとライン

「カーライフホッとライン」は、車のトラブルをサポートしてくれるサービスです。

24時間365日体制で、本会員はもちろん家族会員のトラブルにも対応してもらえます。

主なサービスは以下のとおりです。

• 故障時緊急修理サービス
  スペアタイヤ交換・バッテリー上がりのエンジン始動・鍵の開錠など
• レッカー現場急行サービス
  レッカー(20kmまでは無料)・落輪引き上げなど
• 事故・故障発生時のサポートサービス
  遠方で自力走行困難時の帰宅・宿泊・車両搬送費用の負担など

なお、ポケット・サポート・サービスのカーライフサポートサービスでも、同様のサポートを受けられます。

P-oneカード＜Standard＞には、上記のほかに以下のメリットもあります。

P-oneカード＜Standard＞のデメリット

P-oneカード＜Standard＞には以下のデメリットがあります。

電子マネーチャージなどは1%OFFの対象外

すでに解説しているとおり、請求時の1%割引には対象外の支払いがあります。

特に電子マネーチャージ・生損保の保険料・ETCカードの利用分で一切還元がないのはデメリットでしょう。

それらの利用金額が多い場合、他社クレジットカードのほうが効率よくポイントを貯められるかもしれません。

100円未満は1%OFFの対象外

P-oneカード＜Standard＞は、1回のお支払いに対して100円ごとに1%割引です。

「1ヶ月の合計利用金額に対して」ポイントが付与される他社クレジットカードなら、1回の会計で端数が生じても、合計することでポイントが多く付与されることがありお得です。

一方で、P-oneカード＜Standard＞は1会計ごとに計算されるので、100円未満の端数が無駄になりやすいのがデメリットです。

ETCカード・家族カードにコストがかかる

P-oneカード＜Standard＞はETCカード・家族カードの発行が可能です。

年会費は無料ですが、無料で発行できるわけではありません。それぞれ以下のコストが発生します。

ETCカードは発行手数料に加え、更新するたびに1,100円の手数料がかかります。

家族カードは年会費が無料ではあるものの、管理費が年220円かかります。

実質的には年会費がかかるのと変わりません。

旅行傷害保険が付帯されていない

P-oneカード＜Standard＞には、海外・国内の旅行傷害保険は付帯しません。

年会費無料のカードの場合、国内旅行保険は付いていないのが一般的ですが、海外旅行保険付きのカードはたくさんあります。

旅行や出張で海外へ行く予定がある方は、他社クレジットカードなどで補償を用意すべきでしょう。

P-oneカード＜Standard＞の審査

ここではP-oneカード＜Standard＞の審査難易度や、審査にかかる時間をチェックしましょう。

P-oneカード＜Standard＞の審査難易度

P-oneカード＜Standard＞は、以下の理由から発行しやすいカードと推測できます。

年会費無料の一般カード

年会費・カードのランクの高さは審査難易度に比例すると言われています。

P-oneカード＜Standard＞は年会費無料の一般カードなので、まずはその観点で審査難易度が低めです。

パート・アルバイト・学生・主婦(夫)でも申込可能

P-oneカード＜Standard＞の申込条件は、以下のとおりです。

カードお申し込みいただける条件
①18歳以上の方（高校生は除く）
※WEB申し込みのみ18歳を迎えた高校生（卒業見込み）のクレジットカードのお申し込みが可能です。
受付期間：卒業予定年の1/1～3/31の期間
②ご自宅（携帯可）に電話連絡が可能な方
③安定したご収入がある方、またはその配偶者
上記3点を満たしていればお申し込み可能です。
※学生の方は、上記①・②の条件を満たせば可能です。

引用元：主婦・パート・アルバイト・学生の場合でも、カードを申し込むことはできますか？ | よくあるご質問 ポケットカード株式会社

パートやアルバイト勤務の方でも申込できるので、収入の安定性は重視しつつも、収入の高さには厳しくないようです。

また、学生は高校の卒業年の1月から申し込みできるほか、主婦(夫)も配偶者に安定収入があれば申込可能です。

高校生や学生・主婦(夫)の申込を一切不可としているカードもあるため、それに比べるとP-oneカード＜Standard＞の審査基準は高くないといえます。

割引やキャンペーンに積極的

P-oneカード＜Standard＞は、だれでも簡単に1%割引を受けられます。

さらに新規入会キャンペーン・お友だち紹介キャンペーンを実施しており、還元やキャッシュバックに積極的です。

ここまでの内容を踏まえると、P-oneカード＜Standard＞は比較的発行しやすいカードだと言えるでしょう。

P-oneカード＜Standard＞の申込から発行までにかかる時間

P-oneカード＜Standard＞の、申込から発行までにかかる時間は以下のとおりです。

• WEB申込：1～2週間
• 店頭申込：約4週間

WEB申込のほうが早くカードを受け取れるのでおすすめです。

審査状況によっては上記以上に時間がかかる可能性があるため、余裕をもって申し込みましょう。

P-oneカード＜Standard＞は誰でも無条件で1%OFF

最後にP-oneカード＜Standard＞の要点を確認しましょう。

P-oneカード＜Standard＞はカードを使うだけで割引が適用されるため、誰でも簡単に使いこなせる1枚です。

ポイントのように交換手続きを要したり、有効期限切れで無駄になったりすることはありません。

普段の生活の中で、手間なく生活費を節約したい方は、ぜひP-oneカード＜Standard＞を作ってみてください。