学生が海外旅行や留学をする際は、まとまった現金よりもクレジットカードを持っていくのがおすすめです。
本記事では、海外に行く学生にクレジットカードがおすすめな理由を解説します。
- 学生がクレジットカードを海外に持って行くべき理由
- 海外旅行や留学に行く学生におすすめのクレジットカード5選
- 学生が海外で使うクレジットカードの選び方
クレジットカードが
分かる!
カード診断
- STEP 1
- STEP 2
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※本記事の価格は全て税込みです。
海外旅行や留学で現金よりクレジットカードがおすすめの理由
普段は現金払いが多く、キャッシュレス決済をほとんど利用しない学生でも、海外旅行や留学の際はクレジットカードを持っておくのがおすすめです。
その主な理由は以下の4点です。
補償制度で盗難や不正利用に備えられる
海外で現金を失くしたり盗難にあった場合、その損害額が戻ってくることはほとんどありません。
一方クレジットカードは、紛失したらカード会社に届け出ることで利用を停止でき、被害を抑えられます。
補償期間は30~90日間程度が一般的なので、不正利用に気づいたらすぐにカード会社に連絡しましょう。
海外旅行のサポートが充実している
一部のクレジットカードでは、現地で日本語のサポートが受けられます。
現地の観光情報から緊急時の対応まで幅広く案内してもらえるので、海外に慣れていない学生も安心でしょう。
無料で現地のラウンジを利用できるクレジットカードなら、海外滞在がさらに快適になります。
海外旅行傷害保険が付帯している
海外旅行傷害保険が付帯するクレジットカードを持っておくと、現地での事故や病気で医療機関を受診したときに保険が適用され、安心が加わります。
海外渡航には保険が必須です。万一現地で死亡すると、家族が駆けつける費用や、輸送費用などに莫大な費用がかかるからです。
また、日本の健康保険が使えないため、病気やケガで医療機関を受診すると、大きな費用がかかることもあります。
損保会社の海外旅行保険に直接加入する方法もありますが、クレジットカードがあれば申し込む手間や保険料がかかりません。
海外ホテルのデポジットに使える
デポジットとは、サービスを利用する時に一時的に支払う「保証金」や「預かり金」のこと。
海外のホテルではチェックイン時に求められることが多く、チェックアウト時に返金されます。
デポジットの支払いはクレジットカードのみに限定しているホテルも珍しくありません。
海外旅行や留学に行く学生におすすめのクレジットカード
ここからは、海外旅行や留学に行く学生におすすめのクレジットカードを解説します。
学生専用ライフカード
学生専用ライフカード | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 0.5%~3.0% |
名称 | LIFEサンクスポイント | |
1ポイントの価値 | 5円 | |
交換可能マイル | ANAマイル | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | なし | |
旅行保険 | 海外 | 最高2,000万円(自動付帯) |
国内 | なし | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ETCカードの利用がなかった翌年度は年会費1,100円 ※利用のあった翌年度は年会費無料 |
|
電子マネー | iD | |
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB | |
発行会社 | ライフカード株式会社 | |
発行期間 | 最短2営業日 |
- 海外での利用額から3%キャッシュバック
- 年会費無料が卒業後も続く
- 最高2,000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯
- 海外アシスタントサービスがある
学生専用ライフカードは、満18歳以上満25歳以下の学生(大学生・大学院・短期大学・専門学校)が申し込めるクレジットカードです。
申し込み時に学生であれば、卒業後はライフカードの一般カードに自動で切り替わり、年会費無料で使い続けることができます。
海外での利用額から3%キャッシュバック
海外旅行先の食事や買い物の代金を学生専用ライフカードで支払うと、合計金額の3%がキャッシュバックされます(年間最大10万円まで)。
事前に申し込みを済ませておけば、海外で学生専用ライフカードを使うだけでキャッシュバックの対象になります。
海外旅行傷害保険が自動付帯
学生専用ライフカードには、海外旅行傷害保険が自動付帯しています。
- 自動付帯:保険適用条件がない
- 利用付帯:旅行代金(ツアー代金や公共交通機関の交通費など)をクレジットカードで決済することが保険適用の条件
以下のとおり、年会費無料クレジットカードとしてはかなり手厚い補償額です。
保険の種類 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
傷害治療費用 | 最高200万円 |
疾病治療費用 | 最高200万円 |
救援者費用等 | 最高200万円 |
個人賠償責任危険 | 最高2,000万円(免責金額なし) |
携行品損害 | 20万円(免責金額1事故につき3,000円) |
海外アシスタントサービスがある
ライフカードには「LIFE DESK」という海外アシスタントサービスがあり、以下のサービスを受けられます。
- インフォメーションサービス
渡航先の各種情報をご案内 - エマージェンシーサービス
さまざまなトラブルの際に迅速に対応
インフォメーションサービスは、現地のイベントやレストラン情報、天気や交通機関など、幅広い事柄についての日本語案内です。
エマージェンシーサービスを活用すると、旅行中のトラブルや病気・ケガの時の病院の紹介などに迅速に対応してくれます。
また、海外旅行保険の窓口連絡先も案内してもらえるので、慣れない国でトラブルが起きた場合にも頼りになるでしょう。
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三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL) | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 0.5%~7% ※ |
名称 | Vポイント | |
1ポイントの価値 | 1円分 | |
交換可能マイル | ANAマイル | |
年会費 | 初年度 | 永年無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行傷害保険 | 海外 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内 | なし | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | 初年度無料 次年度550円(税込) (ETCの利用が前年に1回以上の場合、無料) |
|
電子マネー | iD(専用) PiTaPa WAON Apple Pay Google Pay |
|
国際ブランド | Visa、Mastercard | |
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | |
発行期間 | 最短10秒※ | |
詳細 | 公式サイトを見る |
- 年会費永年無料
- 最高2,000万円の海外旅行保険が付帯
- ナンバーレスだから海外でも安心
- 学生限定の「学生ポイント」でポイント還元率アップ
三井住友カード(NL)は、年会費無料のナンバーレスタイプのクレジットカードです。
年会費無料ながら、最高2,000万円補償の海外旅行傷害保険が付帯しています。
利用付帯なので、事前に旅費などをクレジット決済する必要があるものの、追加料金なしで万が一に備えられるのはメリットです。
ナンバーレスでセキュリティが高い
三井住友カード(NL)の券面にはカード番号や氏名などの情報が一切印字されないため、盗み見のリスクがありません。
Vpassアプリでカード情報を簡単・安全に管理できるので、海外でも安心して使えるのがメリットです。
また、盗難などで不正利用の被害に遭っても、60日前までさかのぼって補償が受けられます。
「学生ポイント」でおトクにポイントが貯まる
三井住友カード(NL)には、学生のみが対象の「学生ポイント」サービスがあります。
対象サブスクの支払いでポイント還元率がアップするので、ポイントがどんどん貯まります。
カテゴリ | 対象サービス | ポイント還元率 |
---|---|---|
対象のサブスクサービス | DAZN、Leminoプレミアム、Hulu、U-NEXT、LINE MUSICなど | 最大10% |
対象の携帯料金支払い | UQ mobile、NTT docomo、ahamo、Softbank、LINEMO、Y!mobile、LINE MOBILE、y.u. mobile | 最大2% |
対象のQRコード決済のチャージ&ペイ | LINE Pay | 最大3% |
上記サブスクサービスの料金に対してはなんと10%もポイント還元されます。
また、学生生協ではポイントが2倍貯まり、ポイント還元率1.0%となります。教科書などもお得に購入できるでしょう。
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エポスカード
エポスカード | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 0.5%~ |
名称 | エポスポイント | |
1ポイントの価値 | 1円 | |
交換可能マイル | ANAマイル、JALマイル | |
年会費 | 初年度 | 永年無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | なし | |
旅行保険 | 海外 | 最高3,000万円(利用付帯) |
国内 | なし | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
ポストペイ型電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | Visa | |
発行会社 | 株式会社エポスカード | |
発行期間 | 即日交付可能(郵送は1週間) | |
詳細 | 公式サイトを見る |
- 年会費永年無料
- 海外旅行傷害保険が手厚い
- アプリで家計簿管理ができる
- 海外旅行中の利用枠を増額できる
エポスカードは、マルイグループが発行するクレジットカードです。
ネットショップをはじめ全国10,000店舗で優待が受けられ、会員限定の割引も受けられるお得な1枚です。
海外旅行傷害保険が手厚い
エポスカードには、最高3,000万円補償の海外旅行傷害保険が付帯します。
保険の種類 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 3,000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
注目は治療費用の補償です。疾病の治療を受けた場合270万円、ケガの場合200万円まで補償されます(いずれも1回あたりの限度額)。
携行品損害に対する補償も付いているため、旅行先で持ち物を失くしたり盗まれたりしても、再調達費用が支払われます。
アプリでお金の管理が簡単にできる
エポスカード会員専用の「エポスアプリ」では、クレジット利用履歴をカテゴリー別に自動で振り分けられ、家計簿のように管理できます。
また以下の便利な機能がアプリで簡単に使えます。
- 設定金額アラート
- カード利用後すぐに通知・明細反映
- カテゴリーに自動振り分け
- 支払い方法のシミュレーション
利用状況はタイムリーに通知があり、設定金額に達したらアラートで使いすぎを防止できます。
買い物が好きでついついお金を使い過ぎてしまう学生も、アラート機能があれば節約の習慣がつくかもしれません。
海外旅行中の利用可能枠を増額できる
エポスカードはショッピングの利用可能枠を一時的に増額できるサービスがあります。
海外旅行中は普段よりも利用額が大きくなりがちですが、事前に申し込みを済ませておけば、渡航先で利用可能枠を心配せずに済みます。
項目 | 内容 |
---|---|
審査 | 2〜3日程度 |
増額後の利用可能枠上限 | 現在の利用可能枠の2倍か、現在の利用可能枠+100万円 |
利用期間 | 利用開始から1カ月間で終了日を設定 |
申し込み期間 | 利用開始日の1ヵ月~2日前まで |
増額後のご利用可能枠の上限は、現在の金額の2倍か、現在の金額+100万円です。
楽天カード
楽天カード | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 1.0%~3.0% |
名称 | 楽天ポイント | |
1ポイントの価値 | 1円 | |
交換可能マイル | ANAマイル | |
年会費 | 初年度 | 永年無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内 | なし | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | 550円 ※楽天会員ランクがプラチナ以上の場合は無料 |
|
ポストペイ型電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | Visa、Mastercard、American Express、JCB | |
発行会社 | 楽天カード株式会社 | |
発行期間 | 最短1週間 | |
詳細 | 公式サイトを見る |
- 年会費は永年無料
- ポイントが貯めやすく使い道が豊富
- 楽天トラベルで還元率アップ
- 会員限定のハワイラウンジが利用できる
楽天グループのクレジットカードである楽天カードは、ポイントの貯めやすさ、使いやすさがメリットです。
4種類の国際ブランドから選べるほか、2枚持ちもできるため、海外でクレジット決済できないといったトラブルに備えられます。
楽天トラベルの利用でポイントが貯まりやすい
楽天カード会員は、楽天トラベルで海外ホテルを予約すると、成立額の最低3%のポイントが付与されます。
以下は、楽天トラベル特典ポイントと楽天カード決済ポイント(1.0%)の合計です。
決済の種類 | 合計還元率 |
---|---|
ANA楽パック(航空券+宿泊) | 2.0% |
JAL楽パック(航空券+宿泊) | 2.0% |
海外ホテル予約 | 3.0%以上 |
海外航空券 | 2.0% |
また、貯まったポイントを楽天トラベルの支払いに充てることもできます。
さらに楽天カードで旅行代金を支払うことで最高2,000万円の海外旅行傷害保険が適用され、いざという時に補償を受けられます。
楽天会員限定のハワイラウンジが利用できる
楽天カード会員はハワイ2ヶ所にあるラウンジを、同伴者5名まで含めて無料で利用できます。
- ワイキキラウンジ
ワイキキ インターナショナルマーケットプレイス1階 - アラモアナラウンジ
アラモアナセンター エヴァウィング 3階
Wi-Fi完備の室内ではドリンクサービスもあり、ゆったり過ごせるでしょう。
携帯充電器や傘の貸し出し、荷物の一時預かりなども使えるので、友人とのグループ旅行時に利用するのもおすすめです。
JCBカードW
JCBカードW | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 1.00%~10.50%※1 |
名称 | Oki Dokiポイント | |
1ポイントの価値 | 5円 | |
交換可能マイル | ANAマイル、JALマイル、スカイマイル | |
年会費 | 初年度 | 永年無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内 | なし | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
ポストペイ型電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | JCB | |
発行会社 | 株式会社ジェーシービー | |
発行期間 | デジタル発行 | 最短5分※2 |
プラスチックカード | 最短3営業日発行(届くのは1週間後) | |
詳細 | 公式サイトを見る |
※2 【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
- 年会費永年無料
- 国内も海外もポイント2倍
- ナンバーレス+JCBならではのセキュリティ
- 海外のJCBプラザを利用できる
JCBカードWは、39歳までの方が入会できる、年会費無料のクレジットカードです。
最低限の海外旅行傷害保険の他、海外で購入した品物に対する損害が補償されるショッピングガード保険も付いています。
国内でも海外でもポイントが2倍
JCBカードで付与されるOki Dokiポイントは1,000円につき1ポイントですが、JCBカードWなら2倍の2ポイントが付き、還元率が1.0%となります。
海外でも還元率が変わらないので、海外旅行や留学先でもお得にポイントを貯められます。
海外のJCBプラザを利用できる
世界各地にあるJCBプラザでは、会員限定で日本語の観光案内や現地レストラン・各種チケット予約などのサービスを提供しています。
さらにホノルル、ソウル、パリなどには、ドリンクサービスやマッサージ機などを利用できるJCBプラザ ラウンジもあります。
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海外で使うクレジットカードの選び方
学生が海外旅行や留学先で使うクレジットカードを選ぶ際の、選び方のポイントを解説します。
年会費
学生が持つクレジットカードの年会費は、できるだけ抑えておきたいところです。
今回紹介した5枚のクレジットカードはすべて年会費無料で、海外旅行傷害保険も付いています。
コストがかからなければ、普段は使わず海外滞在用に持っておくのも負担になりません。
国際ブランド
クレジットカードを発行する際には、国際ブランドを選びますが、実は国際ブランド選びも海外旅行・留学には重要です。
世界シェア | 国際ブランド | 特徴 |
---|---|---|
1位 | Visa | ・世界200ヶ国以上で利用可能 ・とくにアメリカの加盟店が多い ・Visaのタッチ決済が使える |
2位 | Mastercard | ・世界中に多くの加盟店がある ・ヨーロッパに加盟店が多い ・Mastercard®タッチ決済が使える |
3位 | 銀聯 | ・中国で圧倒的シェア率 ・日本で発行できるのは2社のみ |
4位 | アメリカン・エキスプレス | ・ステータスカードとして知名度が高い ・JCBと提携 ・アメックスのタッチ決済が使える |
5位 | JCB | ・日本で誕生した国際ブランド ・海外での日本人へのサポートが手厚い(特にアジア・ハワイなど) ・JCBコンタクトレス(タッチ決済)が使える |
6位 | ダイナースクラブ | ・世界初の国際ブランド ・ステータスが高く、ダイニング特典が売り ・JCBと提携 ・ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)が使える |
世界に加盟店舗数が多いのがVisaとMastercard。
国内唯一の国際ブランドJCBは、日本人観光客向けのサポートが充実しています。
また、中国では銀聯(Union Pay)ブランドの存在が圧倒的なので、留学先が中国なら銀聯カードが適しているでしょう。
クレジットカードの国際ブランドを選ぶ際は、特徴や加盟店舗数、海外決済手数料などを参考に渡航先に合うものを選びましょう。
特典
海外で役立つ特典が付いているかどうかも重要です。
以下が海外で役立つ特典の例です。
- 海外旅行傷害保険
- 海外利用料金に対する還元率アップ
- 日本語サポート(専用ダイヤルや現地デスクなど)
- 空港ラウンジ特典
- 手荷物宅配サービス など
特に海外旅行傷害保険は重要です。
海外ではちょっとしたケガや病気でも莫大な医療費を請求されることがあるからです。
より快適に利用したいなら、空港ラウンジを無料で使える特典や、空港~自宅間の手荷物宅配サービスが便利ですが、これらはゴールドカードなど年会費有料のクレジットカードに付帯しています。
さまざまな特典を比較して、自分にとって魅力のあるクレジットカードを選びましょう。
海外でクレジットカードを利用する際の注意点
続いて、海外でクレジットカードを利用する際の注意点を確認しておきましょう。
国内での決済とは異なり、気を付けるべきポイントがあります。
海外決済手数料がかかる
海外でクレジットカードを使うと、商品代金に海外決済手数料が上乗せされます。
海外決済手数料とは各カード会社が設定した事務手数料で、代金の1.6%〜2.20%程度。為替レートに加算され、請求されます。
下記の表では、学生におすすめのクレジットカードの海外決済手数料をまとめました。
券種 | Visa | Mastercard | JCB | アメックス |
---|---|---|---|---|
ライフカード | 2.20% | 2.20% | 2.20% | - |
三井住友カード | 2.20% | 2.20% | - | - |
エポスカード※ | 2.20% | - | - | - |
楽天カード※ | 2.20% | 2.20% | 2.20% | 2.20% |
JCBカード W | - | - | 1.6% | - |
請求書に記載される請求額には、すでに海外手数料が加算されています。
支払方法が選べない
日本国内でクレジットカードを利用する際にはレジで、一括払い・分割払い・リボ払いから希望の支払方法を伝えます。
しかし海外では支払方法をレジで選択することができないため、自動的に一括払いになります(リボ払い設定になっている場合はリボ払い)。
海外では会計時に支払い方法を伝える必要はありません。
暗証番号入力時の盗み見リスクがある
海外に限ったことではありませんが、暗証番号の入力を求められたら、盗み見されないように注意しましょう。
背後から盗み見されるリスクがあるほか、海外では商店の店主が暗証番号を盗み見して、被害が発生した事例もあります。
故意や過失で暗証番号を知られ、不正利用被害に遭った場合、補償が受けられないこともあるため、特に気を付けておきたいですね。
スキミング被害が多い
クレジットカードそのものを盗むのではなく、カード情報を盗むスキミングにも気を付ける必要があります。
スキミングは、決済端末やATMにスキマーと呼ばれる機器を付け、カード情報を抜き取る手口です。
非接触型のスキミングには、磁気や電波を遮断する対策グッズを使用すると効果があります。
学生の海外旅行・留学でクレジットカードを上手に利用しよう
学生が海外旅行や留学に行く際におすすめのクレジットカードを解説しました。
- 学生専用ライフカード
海外の利用で3%キャッシュバック - 三井住友カード(NL)
海外でも安心して使えるナンバーレスタイプ - エポスカード
海外旅行中の利用可能枠を増額できる - 楽天カード
楽天トラベルの還元率アップ - JCBカードW
国内も海外もポイント2倍
学生が海外に行くときは、現金よりもクレジットカードを利用するほうがメリットが多くあります。
海外旅行傷害保険で病気・ケガの補償があれば、渡航先での安心感が高まるでしょう。
また、海外ではスリや盗難などのリスクも高いですが、クレジットカードなら補償制度があります。
海外のサポートデスクや会員限定ラウンジを上手に利用すると、海外滞在の楽しさがさらに広がりますよ。
これから留学や海外旅行を予定している学生の方は、ぜひクレジットカードの発行を検討してみてください。