法人向けクレジットカードは、法人の資金繰り改善や業務効率アップにおいて重要な役目を果たしてくれます。
ビジネスをサポートする特典が受けられたり、従業員用の追加カードが発行できるのもメリットの1つです。
自社に合った1枚を見つけてくださいね。
- 法人カードと個人カード6つの違い
- 法人向けクレジットカードのおすすめランキング
- 法人向けゴールド・プラチナカードのおすすめランキング
※本記事の価格は全て税込みです。
- ・ファイナンシャルプランナー/CFP®資格(日本FP協会)
- ・日商簿記2級
大学卒業後、金融機関にて個人営業を担当。資産運用の相談・保険販売などを経験する。退社後CFP認定を取得し、フリーのFPライターとして活動を行う。
法人カード選びで重要な要素
法人カードを選ぶ際には、以下の点を重要視して比較しましょう。
年会費・維持コスト
経費を削減するためにも、年会費はなるべく安いものを選びましょう。
本会員の年会費はもちろんですが、ETCカードや従業員用の追加カードを発行するなら、それらのコストも含めて検討する必要があります。
限度額
月々の経費を洗い出し、限度額内におさまるか必ずチェックしておきましょう。
法人カードは、個人カードと比べて限度額は高い傾向にありますが、カードによりさまざまです。
アメックスのように一律の限度額を設けていないカードを選ぶのも1つの手です。
キャッシュフロー
ビジネスにおいて、資金繰りは最重要課題の1つです。
法人カードを利用することでキャッシュフローに余裕ができ、経営状況の改善が期待できますが、支払い猶予の長さはカードにより異なります。
法人カードを選ぶ際は、支払い猶予期間がなるべく長いものを選びましょう。
追加カードの発行可能枚数
従業員用のカードやETCカードが必要な場合は、必要分発行できるかどうかも重要なポイントです。
法人カードにより枚数が決められているため、事前に確認しましょう。
なかには発行枚数無制限のものもあります。
付帯サービス
必要な付帯サービスが備わっているかどうかもチェックしましょう。
また、業務効率をアップさせたいなら、会計ソフトとのデータ連携があると役立ちます。
必要なサービスは法人によりさまざまですから、どんな特典が必要なのかを見極め、よく比較しましょう。
法人カードと個人カードの違い
法人カードと個人カードの主な違いは以下の6点です。
利用限度額の大きさ
法人カードは、個人カードよりも利用限度額が大きい傾向にあります。
カードにもよるため一概には言えませんが、代表者の返済能力を超えるほどの限度額が付与されることもあります。
そのため、さまざまな経費を集約して支払うのに適しています。
限度額まで使う予定がなかったとしても、個人利用とは違いいつ大きな支出があるか分からないため、余裕があった方が安心でしょう。
特典
多くの法人向けカードには、ビジネス特典が付帯しています。
- 利用明細と会計ソフトとのデータ連携
- オフィス用品サービス
- レンタカー・新幹線などの手配
- 宿の手配
- 福利厚生サービス など
法人カード限定価格で利用できるケースが多いため、経費削減にもつながります。
個人カードと変わらない年会費で、上記のようなサービスが受けられるので、法人にとってはメリットが大きいでしょう。
支払先口座
法人カードは、法人名義の口座を支払い口座として指定できます。
個人口座と明確に分けられるので、経費管理に役立つでしょう。
なお、カードによっては個人口座も指定できます。
追加カード
法人カードは、従業員用追加カードの発行が可能です。
従業員ごとの使った日・場所・金額などが一目で分かるため、経費の一括管理がしやすく効率がアップします。
カードによっては、追加カードごとに利用限度額を設定することも可能です。
キャッシング機能の有無
キャッシング機能を付けられる個人カードとは異なり、法人カードは一般的にキャッシング機能が付帯しません。
キャッシングを付けると、貸し倒れのリスクが高まるためです。
個人事業主向けの一部法人カードにはキャッシングが付帯しているものもありますが、貸し倒れをリスクを抑えるためにも、キャッシングの限度枠は基本的に低く設定されています。
支払方法
個人カードには1回払い・2回払い・分割払い・ボーナス払い・リボ払いなどさまざまな支払方法に対応していますが、基本的に法人カードは1回払いのみです。
キャッシングと同様に、貸し倒れリスクを防ぐためです。
法人向けクレジットカードのおすすめランキング
それでは次章より、法人向けクレジットカードのおすすめランキングを紹介します。
- 第1位:三井住友カード ビジネスオーナーズ
- 第2位:JCB一般法人カード
- 第3位:NTTファイナンスBizレギュラーカード
第1位:三井住友カード ビジネスオーナーズ
三井住友カード ビジネスオーナーズ | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 0.5~1.5%※ |
名称 | Vポイント | |
1ポイントの価値 | 1円分 | |
交換可能マイル | ANAマイル | |
年会費 | 初年度 | 永年無料 |
2年目以降 | ||
追加カード | ||
旅行傷害保険 | 海外 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内 | なし | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | 550円(税込) ※ETCカード入会初年度無料 ※翌年度以降は、前年度に1回以上ETC利用の請求があれば年会費無料 |
|
ポストペイ型電子マネー | iD(専用) | |
国際ブランド | Visa、Mastercard | |
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | |
発行期間 | 本会員カード | 1週間程度 |
ETCカード | 2週間程度 |
三井住友カード ビジネスオーナーズは、三井住友カードが発行する法人代表者・個人事業主向けのクレジットカードです。
- 適した事業規模:中小企業・個人事業主
- 登記簿謄本・決算書の提出不要
- 年会費が永年無料
- 豊富なビジネスサポートサービスが付帯
- 個人カードとの2枚持ちで、対象サービスが1.5%還元※
※対象の個人カードとの2枚持ちが条件です。
※具体的な加盟店の詳細は公式ページをご確認ください。
三井住友カード ビジネスオーナーズは、法人カードながら年会費が永年無料。
本会員はもちろん、追加カード(パートナーカード)も年会費がかかりません。
申し込み時に登記簿謄本や決算書の提出が不要なのも、うれしい点です。
本人確認書類だけで申し込めるので、開業して間もない法人代表者・個人事業主の方でも申し込みやすいでしょう。
豊富なビジネスサポート
三井住友カード ビジネスオーナーズは年会費が永年無料ながら、ビジネスサポートサービスが充実しています。
- アスクルサービス
- 日産レンタカー・タイムズカーレンタル優待
- アート引越センター、サカイ引越センター、ラク越・引越革命優待
- HP Directplusでパソコンなどが7%オフ
- Yahoo!広告の広告費用5,000円プレゼント
- マネーフォワード クラウド会計・確定申告が3ヶ月無料
- 福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」優待
- ETCカード複数枚発行
オフィスで必要な用品を届けてくれるアスクルサービスや、出張・転勤時に役立つサービスなどが豊富にそろっています。
ETCカードを複数枚無料で発行できるのもありがたい特典でしょう。
海外旅行傷害保険も付帯しているため、海外出張の多い法人にも役立ちます。
個人カードとの2枚持ちでポイント還元率アップ
三井住友カード ビジネスオーナーズと対象の個人向けカードを併用すると、ETC利用分など対象サービス利用時にポイント還元率が1.5%にアップします。
車・飛行機による出張が多い方はポイントがどんどん貯まります。
三井住友カード(NL)は、三井住友カード ビジネスオーナーズとの同時申し込みにも対応しています。
一度の手続きで2枚のカードを同時に申し込めるので、スムーズなうえ、お得にポイントが貯まります。
※対象の個人カードとの2枚持ちが条件です。
※具体的な加盟店の詳細は公式ページをご確認ください。
第2位:JCB一般法人カード
JCB一般法人カード | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 0.5% |
名称 | OkiDokiポイント | |
1ポイントの価値 | 1円 | |
交換可能マイル | ANAマイル/JALマイル/デルタ航空 スカイマイル | |
年会費 | 初年度 | 無料 ※インターネット入会の場合 |
2年目以降 | 1,375円 | |
追加カード | 1,375円 | |
旅行保険 | 海外 | 最高3,000万円(利用付帯) |
国内 | ||
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
ポストペイ型電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | JCB | |
発行会社 | 株式会社ジェーシービー | |
発行期間 | 最短2週間程度 |
JCB一般法人カードは、JCBが発行する中小企業・個人事業主向けのスタンダードカードです。
- 適した事業規模:中小企業・個人事業主
- ETCカードを無料で複数枚発行可能
- 出張時に役立つビジネスサービスが充実
- 会計処理業務の効率アップ
法人・個人事業主ともに申し込みOK、年会費は初年度無料、翌年以降は1,375円(使用者追加1名ごとに1,375円)で保有できます。
ETCカードを無料で複数枚発行できるため、社用車・従業員ごとにETCカードを発行したい法人にもおすすめです。
ETCカードの利用明細を一括管理できる「JCB E-Co明細サービス」が利用でき、経費管理もスムーズに行えます。
出張時に役立つビジネスサービス
JCB一般法人カードには、出張の多い法人・個人事業主にうれしいサービスが充実しています。
- 法人向け出張サービス(国内航空券の予約)
- エクスプレス予約(新幹線のネット予約&チケットレス乗車)
- じゃらんnetの法人限定プラン
- 最高3,000万円の海外・国内旅行傷害保険
通常より安く利用できるサービスも含まれるので、うまく活用すると経費を削減できます。
会計処理業務の効率アップ
法人カードの利用明細データを会計ソフトのデータと連携できるため、会計処理の業務効率向上が期待できます。
以下の会計ソフトサービスと連携可能です。
- 弥生会計
- 会計freee
- 会計王 など
入力の手間が省けるのはもちろん、人為的ミスが減る点でもメリットが大きいでしょう。
第3位:NTTファイナンスBizレギュラーカード
NTTファイナンスBizレギュラーカード | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 1.0% |
名称 | NTTポイント | |
1ポイントの価値 | 1円 | |
交換可能マイル | ANAマイル | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
追加カード | ||
旅行保険 | 海外 | 最高2,000万円(自動付帯) |
国内 | 最高2,000万円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | 550円 | |
ポストペイ型電子マネー | なし | |
国際ブランド | Visa | |
発行会社 | NTTファイナンス株式会社 | |
発行期間 | 約1週間 |
NTTファイナンスBizレギュラーカードはコストを抑えたい法人におすすめです。
- 適した事業規模:中小企業
- 年会費が永年無料
- 基本のポイント還元率が1.0%と高め
- ビジネスに役立つサービスが付帯
NTTファイナンスBizレギュラーカードは年会費が永年無料です。
追加カード(使用者カード)も年会費無料で10枚まで発行できます。
ただし、ETCカードの年会費は有料です。
ETCカードが必須の場合は三井住友カード ビジネスオーナーズなど、他の法人カードが向いているかもしれません。
年会費無料でもビジネスに役立つサービスが付帯
NTTファイナンスBizレギュラーカードにも、ビジネスに役立つ特典が付帯します。
- ベネフィット・ステーションの入会金が無料&月額料金が割引
- 対象サービスを優待価格で利用できるVisaビジネスオファー
- 国内・国外の有名パッケージツアーが最大8%オフ
- 出光興産系列SSでガソリン代が最大40円/L割引
- 最高2,000万円の海外・国内旅行傷害保険
福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」の入会金が無料になり、月額料金も割引されます。
コストを抑えながら福利厚生を充実させたい経営者にはうれしいですね。
最高2,000万円の海外・国内旅行傷害保険も付帯します。
年会費無料で国内旅行傷害保険が付帯するカードは貴重ですよ。
ポイントが貯まりやすい
NTTファイナンスBizレギュラーカードは基本の還元率が1.0%と高めに設定されています。
1,000円の利用につき10ポイント、NTT系列のサービスは200円につき2ポイントのポイントが貯まります。
さらに、カード専用のポイントモール「倍増TOWN」を使えば、還元率が最大26倍にアップします。
オフィス用品を扱うショップや宿泊サイトなど、ビジネスで使う機会が多いサイトも多数対象です。
法人向けゴールド・プラチナカードのおすすめランキング
続いては、付帯特典がより充実している法人向けゴールド・プラチナカードのおすすめランキングを見ていきましょう。
- 第1位:三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド
- 第2位:ダイナースクラブ ビジネスカード
- 第3位:セゾンプラチナビジネスアメックス
- 第4位:アメックスビジネスゴールド
第1位:三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 0.5~1.5%※1 |
名称 | Vポイント | |
1ポイントの価値 | 1円分 | |
交換可能マイル | ANAマイル | |
年会費 | 初年度 | 5,500円(税込) |
2年目以降 | 5,500円(税込) ※年間100万円以上の利用で次年度以降年会費永年無料※2 |
|
追加カード | 無料 | |
旅行傷害保険 | 海外 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内 | 最高2,000万円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | 550円(税込) ※ETCカード入会初年度無料 ※翌年度以降は、前年度に1回以上ETC利用の請求があれば年会費無料 |
|
ポストペイ型電子マネー | iD(専用) | |
国際ブランド | Visa、Mastercard | |
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | |
発行期間 | 本会員カード | 1週間程度 |
ETCカード | 2週間程度 |
※2 年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは、年間100万円以上のカード利用がある方におすすめです。
- 適した事業規模:中小企業・個人事業主
- 年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費が永年無料※1
- 国内の主要空港のラウンジが無料、国内旅行傷害保険も追加
- 個人カードとの2枚持ちで、対象サービスで1.5%還元※2
※1 年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
※2 対象の個人カードとの2枚持ちが条件です。
※2 具体的な加盟店の詳細は公式ページをご確認ください。
年会費は5,500円(税込)と、ゴールドカードとしては割安です。
パートナー会員(追加カード)は年会費が永年無料なので、コストを抑えつつゴールドカードを保有できます。
三井住友カード ビジネスオーナーズ同様、個人カードと2枚持ちすると対象サービスで1.5%の還元を受けられます。※2
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドを利用するなら、個人カードとの2枚持ちがおすすめです。
年間100万円以上の利用で年会費無料&ボーナスポイント
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドを年間100万円以上使うと、2つの特典の恩恵を受けられます。※
- 特典1:1回達成で翌年以降の年会費が永年無料
- 特典2:毎年達成で10,000ポイント還元
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
年間100万円以上の利用で、翌年以降の年会費が永年無料です。
一度条件を達成すれば、翌年以降は100万円を超えなくても年会費がかかりません。
さらに、毎年100万円利用するたびに10,000ポイントが還元されます。
通常のポイント還元(0.5%)と合わせると、100万円の利用で15,000ポイント貯まるため、実質ポイント還元率は1.5%もの高さに!
業務用ソフトのサブスク契約や事務用品など、経費の支払いをカードにまとめるようにしましょう。
空港ラウンジ優待で出張をサポート
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドには空港ラウンジ優待が付帯します。
国内の主要空港とハワイ(ホノルル)の空港にあるカードラウンジを無料で利用できます。
国内旅行傷害保険が追加されているほか、「ベネフィット・ステーション」をはじめとする三井住友カード ビジネスオーナーズの特典もすべて利用できます。
年間100万円以上の条件付きとはいえ、年会費が実質無料でこれだけの特典が使えるのはお得です。
第2位:ダイナースクラブ ビジネスカード
ダイナースクラブ ビジネスカード | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 0.3%~1.0% |
名称 | ダイナースクラブ リワードポイント | |
1ポイントの価値 | 0.3円 | |
交換可能マイル | ANAマイル、スカイマイル、その他3社 | |
年会費 | 初年度 | 27,500円 |
2年目以降 | ||
追加カード | 無料 | |
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(自動付帯) |
国内 | 最高1億円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | ダイナースクラブ | |
発行会社 | 三井住友トラストクラブ株式会社 | |
発行期間 | 2~3週間 |
ダイナースクラブ ビジネスカードは付帯サービスを重視する方におすすめです。
- 適した事業規模:中小企業・個人事業主
- 一律の利用可能枠なし
- ビジネスに役立つ限定特典が付帯
- ダイナースクラブならではの豪華特典が使える
ステータスの高さで知られる国際ブランド、ダイナースクラブのビジネスカードです。
年会費は27,500円と高めですが、プラチナ級の豪華な特典が付帯します。
ダイナースクラブは国内に加盟店が少ないのが懸念点ですが、Mastercardブランドの「ダイナースクラブ ビジネスコンパニオンカード」を無料で発行できます。
コンパニオンカードと2枚持ちすれば、決済できないシーンはほぼないでしょう。
ビジネスに役立つ限定特典が付帯
ダイナースクラブ ビジネスカードには、通常のダイナースクラブカードにはない限定特典が多数付帯しています。
- 名古屋・栄にある有料ラウンジでの優待
- 会員限定のイベントやセミナーに招待
- ビジネスで役立つ優待加盟店プログラム「ビジネス・オファー」
- 事業承継・M&A、IPOなどビジネスに関連した相談窓口を紹介
- freee会計の年額利用料金が2ヶ月分割引
- ゴルフ中のケガやゴルフ用品損害などを補償するゴルファー保険
ビジネス・オファーは、ビジネスで役立つ様々なサービスで優待を受けられるプログラムです。
顧問弁護士サービス「リーガルプロテクト」の月額料金が割引されるほか、税理士への初回相談料が無料になります。
そのほかにも会員限定イベントへの招待や健康診断の割引、ゴルファー保険などビジネスマンにうれしい特典が目白押しです。
ダイナースクラブならではの豪華特典
ダイナースクラブ ビジネスカードでは、ダイナースクラブの独自特典も使えます。
- 空港ラウンジサービス
国内外1,300ヶ所以上の空港ラウンジが年間10回まで無料 - 手荷物無料宅配サービス
帰国時に荷物を空港から指定の場所まで無料配送(年2回まで) - エグゼクティブダイニング
コース料理が1人分(6人以上なら2人分)無料 - 国内・海外旅行傷害保険
最高1億円補償 - 国内外の高級ホテルで優待や特典を受けられる
国内外1,300ヶ所以上の空港ラウンジを年間10回まで無料で利用できるサービスは、海外出張が多い法人にはうれしいですね。
グルメ関連の特典が多いのも、ダイナースクラブカードの特徴と言えます。
なかでもコース料理が最大2人分無料になるエグゼクティブダイニングは、大事な取引先との接待・会食で役立つでしょう。
第3位:セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 0.5%※ |
名称 | 永久不滅ポイント | |
1ポイントの価値 | 最大5円相当 | |
交換可能マイル | ANAマイル、JALマイル | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | 22,000円 | |
追加カード | 3,300円 | |
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(利用付帯) |
国内 | 最高5,000万円(自動付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
ポストペイ型電子マネー | QUICPay、iD | |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス | |
発行会社 | 株式会社クレディセゾン | |
発行期間 | 最短3営業日 | |
詳細 | 公式サイトを見る |
※交換商品によっては、1Pの価値は5円未満になります。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード(以下セゾンプラチナビジネスアメックス)は、リーズナブルな年会費で質の高いサービスが受けられるビジネスカードです。
- 適した事業規模:中小企業・個人事業主
- ビジネス・アドバンテージなどのビジネス特典
- 豪華なプラチナ特典
本会員の年会費は22,000円、追加カードは3,300円で保有できます。
決算書・登記簿謄本が不要、代表者の本人確認書類の提出のみで申し込めます。
ビジネス・アドバンテージなどのビジネス特典
セゾンプラチナビジネスアメックスには豪華なビジネス特典が付帯します。
- 引き落とし口座を法人・個人から選択可能
- 最長56日間の支払い猶予
- ビジネス・アドバンテージ
- 顧問弁護士サービス リーガルプロテクト
- レンタルサーバー優待
- 会計・給与のクラウドサービスが3ヶ月無料 など
ビジネスカード会員限定の優待として「ビジネス・アドバンテージ」が利用できます。
事務用品・レンタカー・宅配サービスなどを経費で支払う際に、いつでも優待価格で利用可能です。
法人向け顧問弁護士サービス「リーガルプロテクト」では、弁護士はもちろん弁理士・司法書士・税理士・行政書士などの専門家のサポートの優待が受けられます。
質の高いプラチナ特典
豊富なビジネス特典に加えて、プラチナカードならではの特典も受けられます。
- 24時間365日のコンシェルジュサービス
- プライオリティ・パスが無料
- オントレ entrée優待
- セゾンプレミアムセレクションが無料
- 加盟ホテルで優待が受けられる「タブレット・プラス」が無料
「オントレ entrée」では、一流ホテルでのアーリーチェックイン・レイトチェックアウトやダイニング特典、スパ特典など特別な優待が受けられます。
また、「セゾンプレミアムセレクション」では、一見さんお断りの老舗料亭の利用や、予約を取るのが難しい美食店のリザーブなどが利用できます。
これは通常、入会金が220,000円、年会費が198,000円かかるVIPなサービスです。
第4位:アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 0.3~1.0% |
名称 | メンバーシップ・リワード | |
1ポイントの価値 | 0.3円 | |
交換可能マイル | ANAマイル、JALマイル、スカイマイル | |
年会費 | 初年度 | 36,300円 |
2年目以降 | ||
追加カード | 13,200円 | |
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(利用付帯) |
国内 | 最高5,000万円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | 無料 | |
ポストペイ型電子マネー | QUICPay+ | |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス | |
発行会社 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド | |
発行期間 | 2~3週間 |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード(以下アメックスビジネスゴールド)は、出張が多い法人・個人事業主におすすめのビジネスカードです。
- 適した事業規模:中小企業・個人事業主
- 一律の利用限度枠なし&追加カードごとに利用限度額を設定可能
- 業務効率・テレワークに役立つ豊富なサービス
- 出張時に役立つトラベルサービス
経費の支払いを集約できるよう、一律の利用限度枠が設けられていません。
まとまった額の急な出費時にも柔軟に対応できます。
社員に追加カードを発行すれば、社員ごとに利用限度額を設定・変更できるため、管理に役立つでしょう。
業務効率・テレワークに役立つ特典
アメックスビジネスゴールドには、さまざまなビジネスシーンで役立つサービスが付帯しています。
- 「freee会計」とのデータ連携
- オンライン・サービス(利用状況の確認・ダウンロード)
- 「NIKKEI OFFICE PASS」(登録制)
- 「Lancers」(クラウドソーシング仕事依頼サイト)
- 「プロフェッショナル・サービス紹介」(社労士、会計士、弁護士などの専門家が見つかる)
- 福利厚生プログラム「クラブオフ」 など
テレワークが一般的になった今、全国約1,200ヶ所以上(※個人プレミアプラン場合/個人ベーシックでは約1,090ヶ所)のシェアオフィスやコワーキングスペースが利用できる「NIKKEI OFFICE PASS」サービスは重宝するでしょう。
事前予約なし、ビジネスカード会員なら最大10%オフで利用できます。
出張時に役立つトラベルサービス
アメックスビジネスゴールドは、トラベルサービスも充実しています。
- アメリカン・エキスプレス JALオンライン(法人専用運賃)
- 最高1億円の旅行傷害保険
- 同伴者1名まで無料の空港ラウンジサービス
- 手荷物ホテル当日宅配サービス など
アメリカン・エキスプレス JALオンラインは、JAL国内線航空券をオンラインで予約・発券できる法人向けサービスです。
搭乗の直前まで予約・変更・キャンセルできる法人専用運賃「eビジネス6」を利用できます。
また、手荷物ホテル当日宅配サービスでは、駅で手荷物を預ければ対象エリア内の宿泊ホテルに配送してくれるため、すぐに商談に向かうことが可能です。
上記のほかにも、ビジネスで役立つさまざまなサービスが付帯しています。
法人カードでビジネスのさらなる発展を
本記事で紹介した法人向けクレジットカードのおすすめランキングは、以下のとおりです。
- 第1位:三井住友カード ビジネスオーナーズ
登記簿謄本不要、年会費無料で特典が充実 - 第2位:JCB一般法人カード
会計ソフトや出張時に役立つサービスが利用可 - 第3位:NTTファイナンスBizレギュラーカード
年会費が永年無料、ポイント還元率も高い
- 第1位:三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド
年間100万円以上の利用で年会費が永年無料 - 第2位:ダイナースクラブ ビジネスカード
出張や接待などで役立つ特典が充実 - 第3位:セゾンプラチナビジネスアメックス
接待時にも役立つ豪華プラチナ特典付 - 第4位:アメックスビジネスゴールド
一律の限度なし・テレワークや海外出張が多い法人に最適
法人カードを導入することで、キャッシュフロー改善や業務効率の効率化など多くのメリットが受けられます。
従業員用の追加カードを発行すれば、立替払いをなくせるほか、経費精算の手間もなくなり、1人1人の業務効率もアップします。
海外出張が多い法人なら、空港ラウンジサービスや旅行保険なども役立ってくれるでしょう。
さらに、利用するたびにポイントも貯まるため、現金で支払うよりもメリットが大きいです。
自社に合ったカードを取り入れて、法人の発展に役立てましょう。