JCBゴールドは、国際ブランドの1つであるJCBが発行するステータスカードです。
充実した空港ラウンジサービスや手厚い旅行保険など、年会費を超える豪華な特典がメリットです。
審査基準や、下位カードからJCBゴールドのインビテーションを手にする方法なども解説しているので、参考にしてください。
最大23,000円キャッシュバック！
- 国内外の主要空港のラウンジ無料
- 手厚い海外・国内旅行傷害保険
- 家族カードの年会費が一枚無料
- JCB GOLD Service Club Offがお得
- 基本の還元率が高くない
- 海外で使えないケースがある
※本記事の価格は全て税込みです。
- ・ファイナンシャルプランナー/CFP®資格（日本FP協会）
- ・日商簿記2級
大学卒業後、金融機関にて個人営業を担当。資産運用の相談・保険販売などを経験する。退社後CFP認定を取得し、フリーのFPライターとして活動を行う。
JCBゴールドの特徴・基礎知識
| JCBゴールド | ||
|---|---|---|
| ポイント | 還元率 | 0.50％～10.00％※ |
| 名称 | Oki Dokiポイント | |
| 1ポイントの価値 | 5円 | |
| 交換可能マイル | ANAマイル、JALマイル、スカイマイル | |
| 年会費 | 初年度 | 無料(オンラインで入会申込の場合) |
| 2年目以降 | 11,000円(税込) | |
| 家族カード | 本会員支払い型：1名無料 2枚目以降：1,100円 |
|
| 旅行保険 | 海外 | 最高1億円(利用付帯) |
| 国内 | 最高5,000万円(利用付帯) | |
| ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
| 年会費 | ||
| ポストペイ型電子マネー | QUICPay | |
| 国際ブランド | JCB | |
| 発行会社 | 株式会社ジェーシービー | |
| 発行期間 | 最短3営業日 | |
| 詳細 | 公式サイトを見る | |
JCBゴールドは、JCBが発行するプロパーカード「JCBオリジナルシリーズ」のゴールドカードです。
年会費は11,000円(初年度は無料)と、ゴールドカードの一般的な水準でありながら、卓越した特典が付帯しています。
最高1億円の海外旅行傷害保険・最高5,000万円の国内旅行傷害保険、航空機遅延保険、ショッピングガード保険など、他社プラチナカード並みの手厚い付帯保険もメリットです。
ポイント還元率は0.5%ですが、優待店の利用でポイントアップしたり、海外利用では2倍になったりと、ポイントアップ特典が充実しています。
最短5分の即時発行に対応
JCBゴールドは、発行スピードの速さもメリットです。
モバイル即時入会サービス「モバ即」により、オンラインによる申し込みから審査までが最短5分で完了します。
審査に合格すれば、MyJCBアプリでカード番号を確認し、オンラインショッピングが可能。
Apple PayやGoogle Payに登録すれば、街のお店でもスマホ決済で買い物ができます。
モバ即入会の注意点
最短5分の即時入会に対応できるのは、受付時間の9時～20時に申し込みした場合です。
時間外の申し込みは、翌日の受付になるので注意しましょう。
カード到着前にカード番号を確認する場合は、運転免許証やマイナンバーカードなどの顔写真付き本人確認書類が必要です。
ホワイトのバイオマスカードも選べる
JCBゴールドは、2023年7月から環境にやさしいバイオマスカードを発行しています。
券面は、ホワイト地に金色の文字が映えるスタイリッシュなデザインです。
バイオマスカードを選ぶことで、資源の使用量削減やCO2排出量の抑制などの環境保全につながります。
ホワイトデザインが選べるのは、番号ありカードのみとなっています。
ナンバーレスカードは対象になっていないので注意してくださいね。
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JCBゴールドの空港ラウンジサービス
JCBゴールド会員は、国内主要空港・ハワイの国際空港内の空港ラウンジを無料で利用できます。
利用できる空港ラウンジは以下のとおりです。
| エリア | 空港 | ラウンジ名 |
|---|---|---|
| 北海道 | 旭川空港 | LOUNGE 大雪(TAISETSU) |
| 新千歳空港 | スーパーラウンジ | |
| ノースラウンジ | ||
| 函館空港 | ビジネスラウンジ A Spring. | |
| 東北 | 青森空港 | エアポートラウンジ |
| 秋田空港 | ロイヤルスカイ | |
| 仙台空港 | ビジネスラウンジ EAST SIDE | |
| 関東 | 成田国際空港 第1ターミナル | IASS EXECUTIVE LOUNGE1 |
| 成田国際空港 第2ターミナル | IASS EXECUTIVE LOUNGE2 | |
| 羽田空港 第1ターミナル | POWER LOUNGE CENTRAL | |
| POWER LOUNGE NORTH | ||
| POWER LOUNGE SOUTH | ||
| 羽田空港 第2ターミナル | エアポートラウンジ(南) | |
| POWER LOUNGE CENTRAL | ||
| POWER LOUNGE NORTH | ||
| 羽田空港 第3ターミナル | SKY LOUNGE | |
| SKY LOUNGE SOUTH | ||
| 中部 | 富士山静岡空港 | YOUR LOUNGE |
| 中部国際空港セントレア | プレミアムラウンジ セントレア | |
| 北陸 | 新潟空港 | エアリウムラウンジ |
| 富山空港 | ラウンジ らいちょう | |
| 小松空港 | スカイラウンジ白山 | |
| 近畿 | 大阪国際空港(伊丹空港) | ラウンジオーサカ |
| 関西国際空港 | カードメンバーズラウンジ ・「六甲」 ・「アネックス六甲」 ・「金剛」 |
|
| KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA | ||
| 神戸空港 | ラウンジ神戸 | |
| 中国 | 岡山桃太郎空港 | ラウンジ マスカット |
| 広島空港 | ビジネスラウンジ もみじ | |
| 米子空港 | ラウンジ DAISEN | |
| 出雲空港 | 出雲縁結び空港エアポートラウンジ | |
| 山口宇部空港 | ラウンジ きらら | |
| 四国 | 高松空港 | ラウンジ 讃岐 |
| 徳島空港 | エアポートラウンジ ヴォルティス | |
| 松山空港 | ビジネスラウンジ | |
| スカイラウンジ | ||
| 高知空港 | ブルースカイラウンジ | |
| 九州 | 福岡空港 | ラウンジTIME/ノース |
| ラウンジTIMEインターナショナル | ||
| 北九州空港 | ラウンジ ひまわり | |
| 九州佐賀国際空港 | Premium Lounge さがのがら。 | |
| 長崎空港 | ビジネスラウンジ アザレア | |
| 大分空港 | ラウンジ くにさき | |
| 熊本空港 | ラウンジ「ASO」 | |
| 宮崎ブーゲンビリア空港 | ブーゲンラウンジひなた | |
| 鹿児島空港 | スカイラウンジ 菜の花 | |
| 沖縄 | 那覇空港 | ラウンジ華～hana～ |
| ハワイ | ダニエル・K・イノウエ国際空港 | IASS HAWAII LOUNGE |
空港ラウンジを利用すれば、搭乗までの時間をゆったりと過ごせます。
同伴者は有料ですが、家族カード会員は本カード会員同様、無料で利用できます。
なお、空港ラウンジでは以下のようなサービスが利用可能です。
- ドリンクサービス
- 新聞や雑誌の閲覧
- インターネット接続
- シャワールーム利用 など
世界中の空港ラウンジが利用できるラウンジ・キー
世界中の空港ラウンジが利用できるラウンジ・キーもJCBゴールドのメリットの1つです。
ラウンジ・キーとは、世界1,100ヶ所以上の空港ラウンジを35米ドル(約4,900円)で利用できる会員制サービスです(代替ラウンジ飲食店はUS27ドル)。
2020年にJCBとラウンジ・キーの提携がスタート、新たな特典として加わり、利用できる空港ラウンジの数が圧倒的に増えました。
空港ラウンジの受付にて利用の旨を伝え、JCBゴールドと当日の搭乗券または航空券を提示して利用しましょう。
JCBゴールドが会員証代わりになるため、別途カードを発行する必要がないのもメリットです。
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JCBゴールドの付帯保険
JCBゴールドには、他社プラチナカードにも劣らない手厚い保険が付帯しています。
JCBゴールドに付帯する保険は以下のとおりです。
- 最高1億円の海外旅行傷害保険
- 最高5,000万円の国内旅行傷害保険
- 国内・海外航空機遅延保険
- スマートフォン保険
- 最高500万円のショッピングガード保険
最高1億円の海外旅行傷害保険
JCBゴールドには、最高1億円の手厚い海外旅行傷害保険が付帯しています。(利用付帯)
| 海外旅行傷害保険 | 本会員 | 家族会員 |
|---|---|---|
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 | 最高1,000万円 |
| 傷害治療費用 | 300万円限度 | 200万円 |
| 疾病治療費用 | 300万円限度 | 200万円 |
| 賠償責任 | 1億円限度 | 2,000万円 |
| 携行品損害(自己負担3,000円) | 1旅行中50万円(保険期間中100万円)限度 | |
| 救援者費用 | 400万円限度 | 200万円 |
適用条件は利用付帯なので、事前にJCBゴールドで旅行代金などを支払う必要があります。
海外で特に利用頻度の高い傷害治療費用・疾病治療費用は、最高300万円まで補償されます。
海外では日本の健康保険が適用されないことから、ちょっとしたケガや病気でも治療費が高額になってしまうケースが少なくありません。
そのため、傷害治療・疾病治療補償は、海外旅行傷害保険を比較するうえで最重要項目です。
また、JCBゴールドには家族特約が付加されており、本会員だけでなくカードを持っていない家族も補償を受けられるのが魅力です。
補償金額は本会員には及ばないものの、家族旅行の際にも役立ってくれるでしょう。
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最高5,000万円の国内旅行傷害保険
最高5,000万円の国内旅行傷害保険も付帯しており、以下の通り手術・入院・通院にもしっかり備えられます。
| 国内旅行傷害保険 | 補償金額 |
|---|---|
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 |
| 入院保険金(8日以上の治療が対象) | 日額5,000円 |
| 手術保険金(8日以上の治療が対象) | 最高20万円 |
| 通院保険金(8日以上の治療が対象) | 日額2,000円 |
ただし、8日以上の治療が対象になる点には注意しましょう。
また、海外旅行傷害保険と同じく利用付帯で、事前にJCBゴールドで旅行代金などを決済する必要がある点には気をつけてください。
国内・海外航空機遅延保険
さらにJCBゴールドなら、海外・国内旅行時の航空機の遅延や手荷物遅延・紛失などにも備えられます。(※利用付帯)
| 海外・国内航空機遅延保険 | 補償金額 |
|---|---|
| 乗継遅延費用 | 2万円限度 |
| 出航遅延費用 | |
| 寄託手荷物遅延費用 | |
| 寄託手荷物紛失費用 | 4万円限度 |
例えば、搭乗した飛行機の遅延により乗継の飛行機に乗れず、実際の到着時刻から4時間以内に代替便も利用できなかった場合、ホテル代や食事代をJCBが支払ってくれます。
海外・国内にかかわらず航空機遅延保険が付帯しているのは、他社ゴールドカードと比べてもメリットが大きいです。
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スマートフォン保険
スマホの通信料をJCBゴールドで支払っている場合※、スマートフォンのディスプレイの破損に対する修理費用が補償されます。
年間補償限度額は5万円です。ただし、1事故につき自己負担額が1万円発生します。
※事故発生の時点で、補償対象スマホの通信料をJCBゴールドで直近3ヵ月以上連続で支払いしていることが条件。また、購入後24カ月以内の端末に限る。
最高500万円のショッピングガード保険
そのほかJCBゴールドには、最高500万円のショッピングガード保険が付帯しています。海外・国内ともに補償の対象です。
JCBゴールドで購入した商品が購入日から90日以内に破損・盗難に遭った場合に、補償が受けられます。
船舶・動物・食料品・現金など一部対象外はありますが、最高500万円の補償金額は他のゴールドカードと比べても手厚いです。
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JCB GOLD Service Club Offがお得
「JCB GOLD Service Club Off」は、株式会社リロクラブが運営する優待サービスです。
会社などの法人が契約する福利厚生サービスを、JCBのステータスカード保有者限定で利用できます。
ゴールドランク以上のJCBプレミアムカードを持っている方が対象です。JCBゴールドは、JCB GOLD Service Club Offの対象カードのなかで最も年会費がリーズナブルです。
- JCBゴールド
- JCB ゴールド ザ・プレミア
- JCBプラチナ
- JCB ザ・クラス
事前会員登録をすれば、最大80%引きの優待が受けられるお得なサービスです。
対象となる施設も幅広く、全国70,000ヶ所以上にのぼります(2023年9月時点)。
- 映画
- スポーツクラブ
- グルメ
- 宿泊
- レジャー
- エイターテインメント 他
JCB GOLD Service Club offは、本会員だけでなく家族会員も対象です。
JCBゴールドの豪華な特典を上記で紹介しましたが、ほかにも以下のようなメリットがあります。
- 「JCBゴールド ザ・プレミア」へのグレードアップ
2年連続年間100万以上利用でインビテーションが届く - ポイントアップ特典
海外利用でポイント2倍、優待店利用でボーナスポイント付与 - ポイントの有効期限が延長
通常2年のところゴールド会員は3年に - ゴールド会員専用デスク
通話料無料でカード全般の問い合わせに対応 - ゴルフ優待
名門コースの手配やゴルフイベントなどへの招待 - 家族カードの年会費1枚無料
年会費1枚無料で本会員と同等のゴールド特典が利用できる
JCBゴールドのデメリット
JCBゴールドのデメリットについても確認しましょう。
- 基本の還元率が高くない
- 海外で使えないケースがある
基本の還元率が高くない
JCBゴールドは、カード利用1,000円につき1ポイントが貯まり、1ポイント=5円相当の価値があります。
還元率でいうと0.5%と高くありません。
ただし、ポイントアップ特典が充実しているのはメリットです。
- ポイント優待店の利用でボーナスポイント付与
- 海外での利用時ポイント2倍
- 年間利用金額に応じてポイント最大60％アップ(2024年1月～最大100%アップ)
例えば、JCBオリジナルシリーズのポイント優待店「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」でカードを利用すれば、ボーナスポイントがもらえます。
Amazonやセブン-イレブン、スターバックスといったさまざまなジャンルの店舗でポイントがお得に貯まります。
これらの店舗を利用する機会が多いなら、ポイントを効率よく貯められるでしょう。
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海外で使えないケースがある
日本での認知度は高いJCBですが、世界的にみるとVisaやMastercardほどの存在感はありません。
VisaやMastercardの加盟店は世界中に存在しているのに対し、JCBは日本を中心とする限られた地域でしか使えないのがデメリットです。
JCBゴールドの利便性は国内では申し分ありませんが、海外でもクレジットカードを使う予定ならVisaかMastercardのカードをサブで持っておくと安心でしょう。
JCBゴールドの評判
JCBゴールドを実際に使用する方から口コミを集めました。
目立つのは、旅行時に受けられる様々なサービスに満足する声です。
JCBゴールドさえあれば海外旅行保険に別途加入する必要がないのは、大きなメリットでしょう。
年会費が11,000円にも関わらず総じて満足度が高く、優秀なカードであることがよくわかります。
JCBゴールドカードは年会費が11,000円もかかりますが、それ以上にメリットの多いカードだと感じています。
国内の主要空港やハワイのホノルル空港などのラウンジを無料で利用できるうえ、国内や海外の航空機が遅延した場合の費用補償も付いています。
航空機遅延を経験した際、食事代や宿泊費の補償を受けられてとても満足しました。
旅行や出張によく行く人におすすめのクレジットカードです。
空港から自宅等への手荷物宅配サービスが最高です。
大きさ関係なく、全国どこへでも1つ100円で配達してくれます(2つ目以降は通常料金)。
いつも海外出張から日本の空港に到着した際に、実家へ海外で購入したお土産を送るのにこのサービスを利用していました。
さらに旅行傷害保険の内容も充実しているので、海外に行く際も保険に入る必要がないぐらいです。
JCBゴールドからランクアップを重ね、現在はJCBザ・クラスを保有しています。
JCBゴールドを持っていたころはよく空港ラウンジサービスを利用し、時間を無駄にせずに済み大変助かっていました。
充実したグルメの優待サービスなどもよく利用しました。
ザ・クラスにはさらに満足しています。
JCBゴールドは、将来的にザ・クラスを手に入れたい方に最良のカードと言えますね。
JCBゴールドの良かったところは、ゴールドカードデスクに電話をするとすぐに繋がり対応してくれるところです。
困ったときに電話するからこそ、繋がりやすさは大きなメリットだと思います。
また、とても対応が丁寧で不快な思いをしたことは今のところ一度もありません。
1度に様々なことを聞いても一つ一つしっかり対応してくれました。
*集計方法：クラウドワークスによるアンケート調査
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JCBゴールドの審査
年会費11,000円、豪華な特典が付帯するゴールドカードであることから、審査に不安を感じている方も多いでしょう。
この章では、JCBゴールドの審査について解説します。
審査基準は一切公表されていないため、明確に知ることができない点は理解しておいてくださいね。
JCBゴールドの申し込み資格
JCBゴールドに申し込みできるのは以下の方です。
20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方。
学生の方はお申し込みになれません。
未成年の方・学生の方は、残念ながら申し込めないので注意しましょう。
また「本人に安定継続収入があること」が条件に含まれています。
配偶者に安定継続収入があっても、専業主婦の方などは申し込むことができません。
ステータスカードだけに、一般カードと比べて申し込みハードルは高めと言えます。
JCBゴールドの審査基準
一般的に、ゴールドカードは一般カードよりもランクが高いため、審査基準は厳しい傾向にあります。
JCBゴールドも例外ではなく、JCB一般カードと比べて審査難易度は高くなると考えられます。
JCB一般カードは、満18歳以上で、本人または配偶者に安定継続収入があれば申し込めるので、学生でも保有可能です。
一方、JCBゴールドは、満20歳以上で本人に安定継続収入がなければ申し込めません。
JCBゴールドの審査が不安な方は、まずはJCB一般カードに申し込んでみると良いでしょう。
クレジットカードの作り方徹底解説！無職や学生も作れる？JCBゴールドのインビテーションをもらう方法
下位ランクのJCB一般カードで利用実績を積み、インビテーションでJCBゴールドへの切り替えを狙うのも手です。
インビテーションを受けるためには、毎月遅延なく確実に利用料金を支払っていることが最低条件です。
そのうえで、一定額以上の利用を一定期間以上継続していれば、インビテーションが届く可能性があります。
毎月84,000円程度利用すれば年間100万円に届くので、JCBゴールドのインビテーションのハードルはそこまで高くないでしょう。
- JCB一般カードを利用
- 毎月遅滞なく確実に支払う
- 年間100万円以上の利用がある(目安)
なお、年会費永年無料のJCB CARD W/ plus LユーザーにJCBゴールドのインビテーションが届くことはありません。
JCBゴールド ザ・プレミアへのインビテーションをもらう方法
JCBゴールドで利用実績を積めば、ワンランク上のJCBゴールド ザ・プレミアのインビテーションも狙えます。
JCBゴールド⇒JCBゴールド ザ・プレミアへのインビテーションが届く条件は、JCB公式サイトに公表されています。
【1】 JCBゴールドの年間利用額が2年連続で100万円以上
【2】 「MyJCB」にメールアドレスを登録している
日々の支払いをJCBゴールドに集約すれば、クリアできる可能性は大いにあるでしょう。
招待の条件が明確に示されているので、グレードアップを目指しやすいですね。
なお、JCBゴールド ザ・プレミアは上記の条件を満たした方だけが招待を受けられるJCBゴールドのオプションサービスです。
JCBゴールド ザ・プレミアは、通常JCBゴールドの年会費11,000円に加えて、サービス年会費5,500円が発生します。
しかし、年間100万円以上利用すればサービス年会費が無料になります。
つまり、JCBゴールドと同じ年会費でワンランク上の特典が利用できるので、インビテーションを受けたなら切り替えない理由はありません。
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JCBゴールドに関するQ&A
最後に、JCBゴールドに関する質問をまとめたので参考にしてください。
JCBゴールドのメリットは？
- 国内主要空港・ハワイの国際空港内の空港ラウンジが無料
- 世界1,100ヶ所以上の空港ラウンジを35米ドルで利用できる
- 最高1億円の海外旅行傷害保険・最高5,000万円の国内旅行傷害保険(利用付帯)
- 海外・国内航空機遅延保険も付帯
- 最高500万円のショッピングガード保険、年間最大5万円補償のスマートフォン保険
- JCB GOLD Service Club Offに登録できる
また、2年連続で年間100万以上カードを利用すれば、「JCBゴールド ザ・プレミア」のインビテーションが届くのも特徴です。
JCBゴールドのデメリットは？
- 基本の還元率が高くない
- 海外で使えないケースがある
JCBゴールドの基本還元率は0.5%であり、高くありません。ポイントの貯まりやすさを重視する方には不向きです。
優待店ではボーナスポイントがもらえるので、よく利用する店舗が対象になっているかなどを含めて検討しましょう。
また、海外でも利用予定があるなら、JCBゴールド1枚だけでは頼りない可能性があります。
JCBゴールドの審査は難しい？
JCBゴールドに申し込めるのは、20歳以上で本人に安定継続収入のある方です。
学生の方や専業主婦(主夫)の方は対象外となっており、JCB一般カードと比べて申し込みのハードルは高めと言えます。
いきなりJCBゴールドに申し込むのではなく、JCB一般カードで利用実績を積むのも手段のひとつです。
JCBゴールドデスクでできることは？
一般カードとは別回線になるので、カードの盗難や紛失時にはすぐにつながり対応してもらえるので安心です。
JCBゴールドの付帯保険は？
- 最高1億円の海外旅行傷害保険
- 最高5,000万円の国内旅行傷害保険
- 国内・海外航空機遅延保険
- 最高500万円のショッピングガード保険
- 年間5万円までのスマートフォン保険(ただし1万円の免責あり)
JCBゴールドはプライオリティ・パスを使える？
ラウンジ・キーとは、世界1,100ヶ所以上の空港ラウンジを32米ドル(約3,670円)で利用できる会員制サービスです。
JCBゴールドへの切り替えは？
JCB一般カードで利用実績を積んでインビテーションを狙う方法もありますが、インビテーションを待つことなく切り替えを申し込むことも可能です。
- MyJCBにログイン
- トップ画面上部のメニューから「各種お申し込み・購入」を選択
- 「カードのアップグレード」を選択
JCBゴールドの家族カードの年会費は？
JCBゴールドは家族カードを1枚無料で発行できます。
2枚目以降も1,100円とリーズナブルな年会費でありながら、本会員同等の豪華な特典が利用できます。
JCBゴールド ザ・プレミアの特典は？
JCBゴールドにはない主な特典は以下のとおりです。
- プライオリティ・パス
- JCBプレミアムステイプラン
- JCB Lounge 京都
- グルメルジュ
- ゴールド ザ・プレミアデスク
JCBゴールドはこんな方におすすめ
JCBゴールドは以下の方におすすめのカードです。
- 空港を利用する機会が多い方
- 付帯保険を重視する方
- 豪華なゴールド特典を利用したい方
- 将来的にランクの高いカードに切り替えたい方
JCBゴールドの大きなメリットは、空港ラウンジサービスや付帯保険などの特典が充実していることです。
特典を使いこなせば、年会費以上のベネフィットを感じるのは難しくないでしょう。
また、最高1億円の海外旅行傷害保険などの付帯保険は、他社プラチナカードに並ぶほどの手厚い補償内容です。
利用次第では、さらにランクの高いカードのインビテーションも狙えるので、将来的にランクの高いカードに切り替えたい方にもおすすめです。
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