dカードは年会費無料で1%還元とメリット豊富！審査難易度を分析

dカードは、年会費無料・基本還元率1.0%です。

十分ポイントが貯まりやすいですが、特定のお店でお買い物するとさらに還元率がアップします。

また、申込条件や審査難易度も詳しく解説するので「審査に通るコツが知りたい」と思っている方も、ぜひご覧ください。

※本記事の価格は全て税込みです。

dカードの特徴・基礎知識

dカードは、NTTドコモが発行している年会費無料のクレジットカードです。

ドコモユーザーなら、携帯電話料金の支払い時にdポイントが貯まる、携帯電話の補償がつくなどの特典を受けられます。

だからと言って、ドコモユーザー以外はメリットがないわけではありません。

dカードの基本還元率は1.0%(100円利用につき1ポイント)と高く、どこのお店で使っても高還元なので、多くの方にとって使いやすいカードです。

申し込み手続き完了後、最短5分で審査が完了するのも特徴です。dカードアプリを活用すれば、カードが手元に届く前でもスマホでお買い物できます。

dカードのポイントの貯め方

dカードで貯まるのはdポイントです。

基本還元率が1.0%なので、どこで使ってもポイントがよく貯まりますが、より効率的にポイントを獲得する方法を紹介します。

dカード特約店で買い物する

どこのお店で使っても1.0%還元のdカードですが、dカード特約店で利用すると、さらにお得です。

基本の還元とは別に、特約分のdポイントを獲得できます。

例えば、スターバックスカードへのチャージでは、dカード特約店の加算ポイントとして100円につき3ポイント(還元率3.0%)も貯まります。

基本還元率を含めると、合計の還元率は4.0%です。

その他の主なdカード特約店は、以下のとおりです。

dポイント加盟店でお買い物する

dポイント加盟店で、お会計時にdカードもしくはdポイントカードを提示すると、基本還元率にプラスしてポイントを獲得できます。

主なポイント加盟店と、加算される還元率はこちらです。

例えば、dカード特約店でもあるマツモトキヨシでdカードを提示し、dカードで代金を支払えば、合計還元率は4.0%です。

dポイントの使い道

ポイントの貯まりやすさ以上に、ポイントの使いやすさも重要です。

dポイントは、普段のお買い物に使ったり、iDの支払いに充てたりと、さまざまな使い道から選べます。

実店舗やネットでお買い物

コンビニやドラッグストア・ファーストフード店・通販サイトなど、さまざまなお店で現金感覚で使えます。

上記で紹介したdポイント加盟店やd払い対応のお店が対象です。

d払い決済またはdカードを提示することで、1ポイント=1円として使えます。

d払いで使う方法

d払いでのdポイントの使い方はとても簡単。

d払いアプリを開き、「dポイントを利用する」をオンにするだけです。

dマーケットのサービスに使う

dマーケットでは、ドコモが提供しているサービスを利用できます。

dポイントが使える主なサービスは、以下のとおりです。

• dトラベル
• dブック
• d TV
• dアニメストア
• dミュージック
• d fashion
• dショッピング
• dカーシェア
• dアニメストア

なお、dショッピングは、食料品・家電・コスメ・ゲームなど幅広いジャンルの商品を取り扱っているサイトです。

dトラベルならホテルや旅館の予約に、d TVなら映画のレンタルなどにdポイントを使えます。

マイルへの交換や他社カードにチャージ

dポイントはJALマイルへの交換や、スターバックスカード・ドトールバリューカードへのチャージにも対応しています。

それぞれの交換レートはこちらです。

iDキャッシュバックへ交換

dカードは、同じくドコモが発行する電子マネーiDを付帯しています。

「iDキャッシュバック」とは、iDの利用金額にdポイントを充てられるサービスです。

dポイントを事前にiDキャッシュバックへ交換しておけば、iDの請求金額から交換したポイント分の金額が減算されます。

以前は2,000ポイントからしか交換できないサービスでしたが、現在は100ポイントから交換できるようになり、使い勝手が良くなりました。

「ポイントが少し余ってしまい、使い道に困っている」というときに役立ちます。

dカードのドコモユーザー向けメリット

dカードの恩恵を最も多く受けられるのは、ドコモユーザーです。

dカードには、ドコモユーザー限定の特典が付帯しているからです。

ドコモのケータイやドコモ光でdポイントが貯まる

ドコモのケータイ、もしくはドコモ光を使っている方は、利用料金1,000円(税抜)ごとに10ポイント獲得できます。

dポイントが貯まるだけではなく、ドコモのケータイやドコモ光の利用料金を、1ポイントから1ポイント単位で支払うことも可能です。

誕生月にdポイントがもらえる

画像引用元：ずっとドコモ特典 | 料金・割引 | NTTドコモ

以下のプランを契約すると、毎年の誕生日月にdポイントを獲得できる「ずっとドコモ特典」を受けられます。

• ドコモのギガプラン
• はじめてスマホプラン
• U15はじめてスマホプラン
• ケータイプラン

誕生日月に付与されるポイントは、契約したプランやdポイントクラブステージによって異なります。

ステージは、ドコモ回線の利用期間が長く、dポイントの獲得数(6ヶ月間の累計)が多いほど上がるしくみです。

ドコモ商品の購入や修理にdポイントを使える

ドコモの携帯電話はもちろん、スマホのアクセサリーやオプション品の購入代金にdポイントを充てられます。

また、ドコモの携帯電話が故障した際の修理代や、データ量の追加にもdポイントを使えます。

ドコモのケータイに最大1万円の補償つき

ドコモの携帯電話を使っている方はdカードケータイ補償を利用できます。

これは、携帯電話が偶然の事故で紛失・盗難の被害にあったときや、水濡れなどで修理不能になった際の補償です。

携帯電話を購入してから、1年以内に起きた損失が補償されます。

再び同じ機種・同じカラーの携帯電話を購入する場合、代金のうち最大1万円を受け取れます。

以上、ドコモユーザーならではのメリットを紹介しましたが、dカードには他に以下のようなメリットがあります。

dカードのデメリット

メリットが豊富なdカードですが、デメリットも存在します。

30歳以上は旅行傷害保険がない

dカードには海外・国外の旅行傷害保険がついているものの、その対象者は29歳以下の会員です。

30歳以上は、補償を受けられません。

30歳以上で海外旅行保険が欲しい、または、より高額な補償が欲しいならdカードGOLDを検討しましょう。

dカードGOLDは、dカードのワンランク上のカードです。

年会費は11,000円かかりますが、海外・国内の旅行傷害保険が付帯しており、年齢を問わず補償を受けられます。

一部の付与ポイントは期間・用途限定

dポイントの貯まりやすいdカードですが、付与ポイントの中には期限や用途が限定されているものがある点には注意してください。

主にキャンペーンで付与されるポイントは、期間・用途限定ポイントです。

dカードの審査

dカードの審査がどれくらい厳しいかを知りたい方は多いでしょう。

ここではdカードの申込条件などを踏まえて、審査難易度を分析してみました。

dカードの申込条件

dカードが公式サイトで公表している入会条件は、以下のとおりです。

・満18歳以上であること(高校生を除く)
・個人名義であること
・ご本人名義の口座をお支払い口座として設定いただくこと
・その他当社が定める条件を満たすこと

引用元：dカード ｜ dカードのご紹介

他社のクレジットカードの中には「安定した収入」や「年収○○円以上」と提示しているものもありますが、dカードには収入に関する条件がありません。

そのため、収入に自信がない方や新社会人でも作りやすいカードのようです。

一般的なクレジットカードの審査と同様に、クレヒス(クレジットヒストリー)や属性情報(勤務先や家族構成など)に基づいて審査が行われるのでしょう。

また、ドコモユーザーの場合、ドコモのケータイやドコモ光の利用状況を確認される可能性が高いと言えます。

dカードは比較的作りやすい

dカードには収入の条件がなく、申し込みできる職業は限定されていません。

主婦・年金受給者・パート・アルバイトの方でも申し込みでき、高校生を除く18歳以上の学生でも申し込めます。

主婦や学生は収入がなくとも申し込み可能です。

dカードの審査に落ちてしまう原因

dカードへ申し込む前に、以下の点に問題がないか確認してみましょう。

クレヒスに傷がついている

「クレヒス」とは、クレジットヒストリーの略で、第三者機関が保管するクレジットカードやローンの利用履歴のデータです。

カード会社や金融機関は審査を行う際、クレヒスを判断材料にします。

以下はクレヒスに傷がつく主な原因です。

• 延滞・滞納
  料金の支払いが行われていない、または期限に遅れた状態
• 多重申し込み
  短期間に複数のクレジットカードやローンを申し込んだ状態
• 借入残高や件数が多い

延滞・滞納の場合は、クレヒスに約5年間記録されます。

多重申込みはクレヒスに約6ヶ月残るので、直近で他のクレジットカードに申し込んだ方は、dカードの申込も一旦控えるのがおすすめです。

申し込みフォームの入力内容に誤りがある

申し込みフォームに間違った情報を入力した場合、審査に落ちる可能性があります。

クレジットカードにおいて最も大切な信用力を疑われるためです。

わざと間違えた訳ではなくとも、虚偽申告として処理されてしまうおそれがあります。

ドコモの利用状況がよくない

dカードの申込ページには、「審査にドコモの契約情報を利用する」という記載があります。

当社は、dカードのお申込受付にあたり、「利用する携帯電話回線の契約者情報」に記載の、この携帯電話回線に係るご契約者情報を利用して、お客様の本人確認、与信判断を行います。

引用元：dカード | 携帯電話回線のご契約者情報の利用について

利用する情報の中には、携帯電話回線の利用料金の支払い状況も含まれます。

もし利用料金の支払いを延滞・滞納したことがある場合、審査に落ちてしまうかもしれません。

dカードはこんな方におすすめ

メリット・デメリットなどを踏まえると、dカードは以下のような方におすすめです。

dカードは、dカード特約店・dポイント加盟店を組み合わせることで、1.0%を超える還元を受けられます。

還元率がアップするのは、マツモトキヨシ・ファミリーマート・ローソンなどの普段使いしやすいお店ばかりです。

ドコモユーザーに限らずポイントを貯めやすいうえ、主婦や学生を含む多くの方が作りやすいので、ぜひ入会を検討してみてください。