クレジットカードは何枚持てる?複数持ちのメリット・デメリットを解説!

クレジットカードは、審査に通過できれば何枚でも持つことができます。ただ、複数持つことに何かメリットはあるのでしょうか。また、他の人が何枚持っているのか気になる方もいるでしょう。この記事では、クレジットカードの平均保有枚数や、複数枚持つメリット・デメリットを解説します。
  • 2022年6月8日
  • 2022年6月7日

クレジットカードを複数枚持つことは可能です。

ただ、クレジットカードを複数枚持つことに何かメリットはあるのでしょうか。

この記事では、クレジットカードの平均保有枚数や、複数枚持つメリットとデメリットについても解説します。

※本記事の価格は全て税込みです。

クレジットカードは何枚持てる?

クレジットカードは何枚持てる?

クレジットカードの審査で問題がなければ、クレジットカードを何枚持っても問題はありません

ただし、カード利用代金の遅延や延滞で信用情報に傷がつくと、新たにクレジットカードを申し込んだ際、審査に通りにくくなる可能性はあります。

審査が甘い・緩いクレジットカードランキング|審査が不安な方にはコレ!

クレジットカードはみんな何枚持っている?

クレジットカードは何枚でも作れますが、一般的に何枚くらい持っているものなのでしょうか。

大手クレジットカード会社の株式会社ジェーシービーがまとめた「クレジットカードに関する総合調査 2021年度版調査結果レポート」によれば、クレジットカードの平均保有枚数は3.0枚でした。

保有枚数ごとの分布は以下の通りです。

枚数比率
1枚25.5%
2枚26.2%
3枚20.4%
4枚10.7%
5枚9.4%
6枚2.8%
7枚以上5.0%

円グラフ

引用元:株式会社ジェーシービー「クレジットカードに関する総合調査 2021年度版調査結果レポート」

平均携帯枚数は年齢が上がるほど増え、60代男性の平均保有枚数は4.1枚です。

クレジットカードを複数枚使い分けるポイント

クレジットカードを複数枚使い分けるポイント

クレジットカードを複数枚持つ場合は、どう使い分けるかも意識しましょう。

使い分けるポイントを解説します。

クレジットカードを複数枚使い分けるポイント
  • メインカードとサブカードを分ける
  • メインカードはポイント還元率に着目して選ぶ
  • 国際ブランドは分散させる

メインカードとサブカードを分ける

自分が持っている、あるいは申し込む予定のクレジットカードの中から、主に使うメインカードを1枚決めて、メインカードの足りない機能をサブカードで補うのがおすすめです。

例えば、メインで使っているカードはポイント還元率は高いけれど、旅行傷害保険の補償額が少ない場合、サブカードは旅行傷害保険の補償額が充実しているものを選ぶという分け方です。

クレジットカードの複数持ちは、お互いの足りない部分を補い合うように使いましょう。

メインカードはポイント還元率に着目して選ぶ

ポイント還元

メインカードを選ぶ際は、ポイント還元率に着目しましょう。

ポイント還元率とは、利用額に対してどのくらいのポイントが還元されるかという比率のことです。

たとえば、利用額100円ごとに1円相当のポイントが1ポイント還元される場合、還元率は1.0%になります。

一般的に、クレジットカードのポイント還元率は0.5~1.0%程度なので、なるべくなら高いものを選びましょう。

基本的にメインカードは還元率が高いもの、サブカードはメインカードのデメリットを補うために活用するのがおすすめです。

特定のお店だけ還元率が高いカードは柔軟に対応

クレジットカードを比較すると、Aカードは普段の還元率はいいけれど、特定のお店でだけはBカードのほうが還元率が高いことがあります。

この特定のお店を頻繁に使う方はBカードをメインカードに、特定のお店を使わない方はAカードをメインカードに選びましょう。

国際ブランドは分散させる

複数枚クレジットカードを持つ場合は、国際ブランドはなるべく分散させることをおすすめします。

たとえばメインカードをVISAにした場合、サブカードはMastercardやJCB、AmericanExpressといったように、被らないようにするということです。

これは、日本では比較的メジャーなJCB、AmericanExpress、Dinersは、海外だと一部の国や地域で使えないことがあるためです。

一方、VISAやMastercardであれば、どこの地域でも比較的普及しているため、利用できなくて困ることはあまりないでしょう。

VISAのクレジットカードおすすめ13選|JCB・Mastercardとの違い

クレジットカードを何枚も持つメリット

クレジットカードを何枚も持つメリット

クレジットカードを何枚も持つメリットは主に以下の4つです。

クレジットカードを何枚も持つメリット
  • クレジットカードが使えないリスクを避けられる
  • 複数の国際ブランドを使える
  • 受けられるサービスの幅が広がる
  • 海外旅行傷害保険の補償額が上乗せされる

クレジットカードが使えないリスクを避けられる

クレジットカードを手に持っている画像

クレジットカードを何枚も持つと、何らかの理由であるクレジットカードが使えなくなっても別のカードで補うことができます。

例えば、クレジットカードAでまとまった金額の買い物をした結果、利用限度額に達して利用できなくても、クレジットカードBがあれば買い物に利用できるでしょう。

複数の国際ブランドを使える

クレジットカードはそれぞれVISAやMastercard、JCBなど国際ブランドが付帯しています。

ただ全ての店舗で、全ての国際ブランドのカードを利用できるわけではありません。

A店舗ではJCBが利用できない。B店舗ではMastercardが利用できないというケースがあるわけです。

国際ブランドが異なるクレジットカードを複数持っていれば、カードが使えない機会は減るでしょう。

なお、世界におけるクレジットカードの国際ブランド別シェアは、VISA、Union Pay(銀聯カード)、Mastercardが3強を占めています。

世界シェア国際ブランド特徴
1位VISA・世界200ヶ国以上で利用可能
・とくにアメリカの加盟店が多い
・Visaのタッチ決済が使える
2位Mastercard・世界中に多くの加盟店がある
・ヨーロッパに加盟店が多い
・Mastercard®コンタクトレスが使える
3位銀聯・中国で圧倒的シェア率
・日本で発行できるのは2社のみ
4位アメリカン・エキスプレス・ステータスカードとして知名度が高い
・JCBと提携
・アメックスのタッチ決済が使える
5位JCB・日本で誕生した国際ブランド
・海外での日本人へのサポートが手厚い(特にアジア・ハワイなど)
・JCBコンタクトレス(タッチ決済)が使える
6位ダイナースクラブ・世界初の国際ブランド
・ステータスが高く、ダイニング特典が売り
・JCBと提携
・ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)が使える

受けられるサービスの幅が広がる

羽田空港ラウンジ

クレジットカードにはそれぞれ、サービスが付帯しています。

ゴールド、プラチナなどステータスの高いクレジットカードなら、空港でのラウンジ利用や提携ホテルでの優待などがついているのは珍しくありません。

たとえば、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードでは、以下の国内空港のラウンジが利用無料で利用できます。

地域空港名
北海道・東北新千歳空港
函館空港
青森空港
秋田空港
仙台国際空港
関東羽田空港(第1・第2・第3ターミナル)
成田空港(第1・第2ターミナル)
中部・北陸新潟空港
富山空港
中部国際空港
小松空港
近畿伊丹空港
関西国際空港
神戸空港
中国四国岡山空港
広島空港
米子空港
山口宇部空港
高松空港
松山空港
徳島空港
九州・沖縄北九州空港
福岡空港
長崎空港
大分空港
熊本空港
鹿児島空港
那覇空港
海外ハワイ・ダニエル・K・イノウエ国債

また、年会費無料の一般カードでも「特定の日に、特定の店舗で買い物をすると10%割引」などのように、独自のサービスが受けられるものは多くあります。

それぞれのクレジットカードの特徴や受けられるサービスを知っておくと、お得な機会に恵まれるでしょう。

海外旅行傷害保険の補償額が上乗せされる

保険

海外旅行傷害保険が付帯するクレジットカードは決して珍しくありません。そして、このようなクレジットカードを複数持ちすると、さらに補償を充実させられます。

たとえば、以下のようなクレジットカードを持っていたとしましょう。

カード名死亡・後遺障害保険金額傷害・疾病治療費用
Aカード5,000万円500万円
Bカード3,000万円300万円
Cカード2,000万円200万円

海外旅行先でケガをし、1,000万円の治療費を請求されたとします。

この場合、それぞれの保険から按分して保険金を支払ってもらうことができるのです。具体的には以下の通りです。

カード名支払われる保険金額
Aカード500万円
Bカード300万円
Cカード200万円

ただし、万が一亡くなってしまった場合に支払われる死亡保険金については、最も高い金額を限度とし、それぞれの保険から按分して保険金が支払われます。具体的には以下の通り。

カード名支払われる保険金額
Aカード2,500万円
Bカード1,500万円
Cカード1,000万円

いずれにしても、海外旅行傷害保険が付帯するクレジットカードを複数持ちすると、海外旅行中に病気・ケガをした場合の備えを手厚くできます。

自動付帯・利用付帯かは要チェック

クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険は、自動付帯なのか利用付帯なのかを必ず確認しましょう。

自動付帯と利用付帯
  • 自動付帯
    クレジットカードが有効である限りは、持っているだけで補償が受けられる
  • 利用付帯
    クレジットカードを使ってパッケージツアー(募集型企画旅行)を手配するなど、一定の条件を満たした場合に補償が受けられる

クレジットカードの旅行保険の約款をみても明確に「自動付帯」「利用付帯」と書かれていないことがあります。心配な方は、ヘルプデスクなどに確認をしてみましょう。

家計管理に使える

通帳と電卓

クレジットカードは、家計管理にも有効活用できます。

また、家計簿アプリとクレジットカードの利用明細を連動させれば、自動で家計簿をつけられます。

クレジットカードを何枚も持つデメリット

クレジットカードを何枚も持つデメリット

一方、クレジットカードを複数枚持つと、デメリットが発生する可能性もあります。

デメリットのうち主なものを紹介します。

クレジットカードを何枚も持つデメリット
  • 引き落とし日の管理が煩雑になる
  • 年会費の負担が増えることもある
  • キャッシング枠を利用しすぎる恐れもある

引き落とし日の管理が煩雑になる

カレンダー

クレジットカードを複数もつと、利用代金の引き落とし日が月に複数回発生する可能性があります。

毎月利用していると、うっかり引き落とし日に銀行口座にお金を入れ忘れるかもしれません。

何度も遅延をすると、個人の信用情報に傷がついてしまう可能性もあります。

持っているクレジットカードの枚数が多ければ多いほど、こうしたリスクは高くなります。

年会費の負担が増えることもある

クレジットカードの中には年会費が有料のものがあります。

複数のクレジットカードのいいとこ取りをする場合は、年会費も含めてメリットがあるか慎重に検討しましょう。

保有するクレジットカードの枚数が多い場合、個人情報流出にさらされるリスクも高まります。

定期的にクレジットカードの見直しをして、利用頻度の低いカードは解約することもおすすめです。

キャッシング枠を利用しすぎる恐れもある

ATMを使う男性

すでに持っているクレジットカードにキャッシング枠があると、コンビニや銀行のATMなどからお金を借りられます。

お金を借りることに慣れてしまうと、複数のカードのキャッシングを利用してしまうかもしれません。

必要に応じてキャッシングを利用することは問題ありませんが、借り過ぎには注意が必要です。

使う予定がない場合は、クレジットカード会社に連絡して、キャッシング枠を0円に変更してもらうのも1つの方法です。

管理できる範囲で上手に使い分けよう

管理できる範囲で上手に使い分けよう

クレジットカード複数持ちのメリット
  • 限度額超えなどで使えないカードがあっても、他のカードでカバーできる
  • 利用場所に困らない
  • 利用できるサービスの幅が広がる
  • 海外旅行保険が拡充できることがある
クレジットカード複数持ちのデメリット
  • 引き落とし日の管理が煩雑になる
  • 年会費の負担が増えることがある
  • キャッシング枠を使いすぎてしまう可能性がある

引き落とし日にはお金を銀行口座に入れておく、キャッシング枠は必要以上には使わない。

こうした自己管理ができればカードの複数持ちは十分メリットがあります。

各クレジットカードの特徴を理解したうえで、「いいとこ取り」をして行きましょう。