アメックスグリーンの評判は?口コミからメリットを分析してみた
  • 2024年2月21日
  • 2024年2月22日
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アメックスグリーンのメリットは豊富な旅行特典!デメリットや口コミも紹介

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード(以下アメックスグリーン)は、アメックスのプロパーカードの中で最もスタンダードな1枚です。

年間コストは13,200円と一般的なゴールドカード並みで、決して安くはありません。

アメックスグリーンには会費を上回るほどの魅力があるのでしょうか。

本記事ではアメックスグリーンの評判・口コミをもとに、メリット・デメリットを解説します。

アメックスグリーンのメリット
  • 国内28空港とハワイの空港ラウンジがカード会員のみ無料
  • プライオリティ・パスに年会費無料で申し込み可能
  • 最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険が付帯
  • 各種旅行予約サイトがお得
アメックスグリーンのデメリット
  • 海外で利用できないことがある
  • ポイント還元率が約0.3%と低い
  • 海外旅行傷害保険の病気・ケガの補償額が低い
  • 家族カードは1枚目から有料
クレジットカードの人気おすすめランキング|最強の15枚を比較してみた

※本記事の価格は全て税込みです。

アメックスのおすすめクレジットカード比較表
カード名アメックスゴールド
アメックスゴールド
アメックスグリーン
アメックスグリーン
アメックスプラチナ
アメックスプラチナ
Marriott Bonvoy
アメックスプレミアム
Marriott Bonvoyアメックスプレミアム
ANAアメックス
ANAアメックス
ANAアメックスゴールド
ANAアメックスゴールド
年会費31,900円1,100円/月(月会費制)
年間13,200円
165,000円49,500円7,700円34,100円
還元率0.3%~1.0%0.3~1.0%0.3%~1.0%1.0%〜1.25%0.5%~1.5%0.3%~3.0%
国際ブランドAmerican ExpressAmerican ExpressAmerican ExpressAmerican ExpressAmerican ExpressAmerican Express
キャンペーン最大46,000ポイント
プレゼント
最大35,000ポイント
プレゼント
最大120,000ポイント
プレゼント
最大39,000ポイント
プレゼント
最大30,000ポイント
プレゼント
最大100,000ポイント
プレゼント
申込対象20歳以上
パート・アルバイト・
学生不可
20歳以上
パート・アルバイト・
学生不可
20歳以上
パート・アルバイト・
学生不可
20歳以上
パート・アルバイト・
学生不可
20歳以上
パート・アルバイト・
学生不可
20歳以上
パート・アルバイト・
学生不可
発行スピード最短3営業日最短3営業日最短3営業日最短3営業日1週間〜3週間1週間〜3週間
公式サイト詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
矢印

アメックスグリーンの特徴・基礎知識

アメックスグリーン
アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード
ポイント還元率0.3%~1.0%
名称メンバーシップ・リワード
1ポイントの価値0.3円
交換可能マイルANAマイル、JALマイル、スカイマイル
月会費初月無料
2ヶ月目以降1,100円
家族カード550円
旅行保険海外最高5,000万円(利用付帯)
国内
ETCカード発行手数料935円
年会費無料
ポストペイ型電子マネーQUICPay+
国際ブランドアメリカン・エキスプレス
発行会社アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド
発行期間最短3営業日

アメックスグリーンは、アメックスが発行する一般ランクのカードです。

ゴールドやプラチナランクを狙っている方、カードを育てていきたい方が最初に持つ1枚としてもおすすめ。

会費は年間13,200円と高めですが、それを凌駕する豪華な特典があり、他社のゴールドカードに匹敵する高スペックなカードです。

なお、アメックスカードはT&Eカードの代名詞と言われています。
T&Eカードとは
トラベル&エンターテインメントの略。旅行や娯楽の場で役立つ特典を多く付帯しているのが特徴です。
航空会社・旅行・ホテル・飲食店・劇場・アミューズメント施設などの提携店が多く、優待・割引を受けられます。

アメックスグリーンは充実したトラベル特典が特徴です。

たとえば、家族特約つきの旅行傷害保険がついている上、プライオリティ・パスに年会費無料で申し込めます。

アメックス初の月会費制導入

アメックスグリーンがリニューアル

アメックスグリーンは2022年9月にリニューアルされ、アメックス初の月会費制が導入されました。

  • リニューアル前:年会費13,200円
  • リニューアル後:月会費1,100円(年換算13,200円)

1年間のトータルコストは変わりませんが、一括で支払う必要がなくなり、サブスクのような感覚で気軽に利用できるようになりました。

家族カードは月会費550円。こちらも、トータルコストはリニューアル前(年会費6,600円)と変わりません。

既存会員も、2023年3月以降の年会費請求月(カード有効期限の当月または翌月)から月会費に順次切り替わります。

会員ページから過去の年会費請求月を確認し、切り替えタイミングの目安にしてください。

  1. オンライン・サービスへログインする
  2. 「ご利用状況」メニューから「利用履歴」を選択する
  3. 「ご利用期間」から「期間を指定する」でカード有効期限の月または翌月を選択する

今回のリニューアルにより、正式名称も「アメリカン・エキスプレス・カード」から「アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード」に変更されました。

なお、カードの券面デザインは変わっていません。

ともにあーるほけんの窓口

アメックスグリーンのメリットは充実の旅行特典

アメックスグリーンのメリットは充実の旅行特典

アメックスグリーンのメリットは、旅行関連の特典が充実している点です。主な特典はこちら。

アメックスグリーンの旅行特典
  • 空港ラウンジサービス
  • プライオリティ・パス
  • 最高5,000万円補償の旅行傷害保険
  • お得なアメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン
  • Expediaや一休.comの優待

空港ラウンジサービス

羽田空港ラウンジ

アメックスグリーン会員は、国内空港ラウンジを無料で利用できます。

国内28空港に加え、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジも対象です。

エリア空港ラウンジ名
北海道新千歳空港スーパーラウンジ
函館空港ビジネスラウンジ A Spring.
東北青森空港エアポートラウンジ
秋田空港ロイヤルスカイ
仙台空港ビジネスラウンジ
関東成田国際空港
第1ターミナル
IASS EXECUTIVE LOUNGE1
成田国際空港
第2ターミナル
IASS EXECUTIVE LOUNGE2
羽田空港
第1ターミナル
POWER LOUNGE CENTRAL
POWER LOUNGE SOUTH
POWER LOUNGE NORTH
羽田空港
第2ターミナル
エアポートラウンジ(南)
POWER LOUNGE CENTRAL
POWER LOUNGE NORTH
羽田空港
第3ターミナル
SKY LOUNGE
中部・北陸中部国際空港プレミアムラウンジ セントレア
新潟空港エアリウムラウンジ
富山空港ラウンジ らいちょう
小松空港スカイラウンジ白山
近畿大阪国際空港(伊丹空港)ラウンジオーサカ
関西国際空港カードメンバーズラウンジ
・「六甲」
・「アネックス六甲」
・「金剛」
神戸空港ラウンジ神戸
中国岡山空港ラウンジ マスカット
広島空港ビジネスラウンジ もみじ
米子空港ラウンジ DAISEN
山口宇部空港ラウンジ きらら
四国高松空港ラウンジ 讃岐
松山空港ビジネスラウンジ
スカイラウンジ
徳島空港エアポートラウンジ ヴォルティス
九州福岡空港ラウンジTIME/ノース
ラウンジTIME/ サウス
ラウンジTIMEインターナショナル
北九州空港ラウンジ ひまわり
長崎空港ビジネスラウンジ アザレア
大分空港ラウンジ くにさき
熊本空港ラウンジ「ASO」
鹿児島空港スカイラウンジ 菜の花
沖縄那覇空港ラウンジ華~hana~
ハワイダニエル・K・イノウエ国際空港IASS HAWAII LOUNGE

空港ラウンジサービスは、ゴールドカードならではの特典ですが、アメックスグリーンは、一般カードにも関わらず空港ラウンジを無料で使えます。

ただし、同伴者は有料になるので注意してくださいね。

プライオリティ・パス

プライオリティパス

アメックスグリーンは、プライオリティ・パスのスタンダード会員に年会費無料で登録できます。

プライオリティ・パス会員は、世界1,400ヶ所以上の空港ラウンジを利用可能です。

スタンダード会員の通常年会費は、99米ドル(1米ドル=150円換算で約14,850円)、利用料として1回あたり35米ドル(約4,800円)かかります。

参考:プライオリティ・パスの会員ランク
会員クラス年会費ラウンジ利用料
スタンダード99米ドル(14,652円)35米ドル/回(5,180円)
スタンダード・プラス329米ドル(48,692円)
10回無料
11回目以降は35米ドル/回
プレステージ469米ドル(69,412円)無料(回数制限なし)
※1ドル=148円で計算

なお、同伴者も同じ料金で利用できます。

プライオリティ・パスは、プラチナランクのカードに付帯することが多い特典です。一般カードながら世界中の空港ラウンジを使えるのは、とても大きなメリットです!

最高5,000万円補償の旅行傷害保険

旅行保険

アメックスグリーンは、海外・国内の旅行傷害保険を付帯しています。

補償内容補償額家族特約
海外旅行傷害保険(利用付帯)傷害死亡・後遺障害最高5,000万円最高1,000万円
傷害・疾病治療費用100万円100万円
賠償責任3,000万円3,000万円
携行品損害30万円30万円
救援者費用200万円200万円
国内旅行傷害保険(利用付帯)死亡・後遺障害最高5,000万円最高1,000万円

死亡・後遺障害時の補償額は、どちらも最高5,000万円。

補償の対象には、本会員と家族会員はもちろん、その配偶者やカード会員と生計を共にする子どもや両親も含まれます(家族の補償額は最高1,000万円)。

年齢などを理由にクレジットカードを作れない家族の補償を用意したい方にぴったりです。

ただし利用付帯のため、旅行代金をアメックスグリーンで決済する必要があります。

お得なアメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン

アメリカン・エキスプレス・トラベルオンラインは、会員専用の旅行予約サイトです。

海外・国内のホテルや航空券、レンタカーの予約を行えます。

このサイトでアメックスグリーンを利用すると、ポイントが2倍貯まります。

通常100円につき1ポイントのところ、100円につき2ポイント獲得でき、貯まったポイントは旅行代金の支払いに充てられます。

Expediaや一休.comの優待

旅行予約サービスのExpedia・一休.com・アップルワールド.comで、以下の優待を受けられます。

旅行予約サイト優待内容
Expedia・ホテル宿泊料金8%オフ
・ツアー料金3,750円オフ
一休.com・毎月先着100名に3,000円オフのクーポンコードを付与
・カード会員限定特典付プランを利用可能
アップルワールド.comホテル宿泊料金5%オフ

Expediaなら、国内はもちろん海外のホテルも割引価格で利用できます。

【2022年9月~】アメックスグリーンに新しく追加された特典

リニューアルにともない、アメックスグリーンに2つの特典が追加されました。

アメックスグリーンに新しく追加された特典
  • グリーン・オファーズ
  • スマートフォン・プロテクション

新規入会者はもちろん、既存会員も利用できます。

グリーン・オファーズ

グリーン・オファーズ

リニューアルの目玉とも言える特典が「グリーン・オファーズ」です。

アメックスと提携したさまざまなサービスで優待を受けられます。

アメックスゴールドやアメックスプラチナにもない、アメックスグリーンだけの特典です。
サービス名特典内容
2 for 1 ダイニング by 招待日和
‐グリーン・オファーズ™︎
対象のレストランで
2名以上で予約すると
1名分のコース料理代が無料
ラクサス3ヶ月間、月額料金が10,780円から1,100円に割引
KARITOKE月額料金が初月80%オフ
2~3ヶ月目は50%
メルセデス・ベンツ レント100円利用ごとに5ポイント
エノテカ注文代金5%オフ
menu登録で2,400円オフクーポン
menu pass加入で毎月300円オフクーポン
Berlitz新規入学で受講料10%オフ
norton対象のセキュリティソフトを1年目特別価格で提供
ベネフィット・ステーション毎月100ベネポ、本の要約サービス flierがセットで月額330円
※2024年2月時点の内容です。

ファッション関連のサブスクやフードデリバリーなど、ライフスタイルを豊かにするサービスをお得に使えます。

本会員はもちろん、家族会員の利用もOKです。

スマートフォン・プロテクション

スマートフォン・プロテクションは、スマホが故障や盗難・紛失にあった際の修理・購入代金を補償するサービスです。

アメックスグリーンのスマートフォン・プロテクション
補償範囲破損(画面割れ含む)、火災、水漏れ、盗難
支払限度額3万円
保険期間1年間(9月28日より1年間)
自己負担額(1事故につき)5,000円

これまではアメックスゴールドなどの上位カード向けに展開されていたサービスですが、今回のリニューアルにより、アメックスグリーンにも追加されました。

ただし、支払限度額は上位カードより低めに設定されています。

補償を受ける際には最大5千円の自己負担がありますが、それ以外の保険料などは一切かかりません。通信会社の補償サービスに入っていない方も安心ですね。

プロテクションを利用する際は、事故発生時点で以下の条件を満たしている必要があります。

  • 購入後36ヶ月以内のスマホであること
  • スマホの通信料を直近3ヶ月以上連続でアメックスグリーンで支払っていること

グリーン・オファーズと違い、利用できるのは本会員のみです。家族会員はスマートフォン・プロテクションを利用できません。

紹介しきれなかったアメックスグリーンのその他のメリットを以下にまとめました。

アメックスグリーンのその他のメリット
  • 海外用レンタル携帯電話優待
    レンタル料が半額&通話料が通常の10%オフ
  • グローバル・ホットライン
    世界中の国で日本語の電話サポート(24時間無料)
  • HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク
    電話1本で海外・国内ツアーの手配やトラブル時のサポート
  • リターン・プロテクション
    購入店が返品不可の場合にアメックスが返品代金を補償
  • ショッピング・プロテクション
    購入品の損害を1名あたり年間最高500万円まで補償
  • ボーナスポイント・パートナーズ
    対象店でのお買い物でポイント2~10倍
ともにあーるほけんの窓口

アメックスグリーンのポイントプログラム

メンバーシップ・リワード・プラス

アメックスグリーンでは、「メンバーシップ・リワード」というポイントプログラムが導入されています。

カード利用100円につき、1ポイントのメンバーシップ・リワードポイントが貯まるプログラムです(一部店舗は200円につき1ポイント)。

さらに、ポイントをお得に貯めたいなら、有料のオプションサービス「メンバーシップ・リワード・プラス」の登録がおすすめ。

年間参加費として3,300円かかるのがデメリットですが、優遇内容が充実しており、コストを踏まえても登録する価値の大きいオプションサービスです。

メンバーシップ・リワード・プラス入会のメリット
  • ポイントの有効期限が無期限になる
  • ANAマイルが1ポイント=1円のレートで貯まる(1.0%還元)
  • 対象店舗/サービスでポイントが3倍になる
メンバーシップ・リワード・プラスの年間参加費を考慮すると、年間コストは13,200円(月会費1,100円×12ヶ月)+3,300円=16,500円となります。

ポイントの有効期限が無期限になる

ポイントの有効期限が無期限になる

メンバーシップ・リワード・プラスに登録すれば、通常は最長3年間有効のポイントが無期限で使えます。

期限切れでポイントが失効する心配がないため、マイペースに貯められますね。

なお、メンバーシップ・リワード・プラスに未加入の場合も、ポイントを一度でも交換すれば無期限になります。

ANAマイルが1ポイント=1円のレートで貯まる(1.0%還元)

ANAマイルが1ポイント=1円のレートで貯まる

メンバーシップ・リワード・プラスに登録すると、ポイント移行/交換レートが大幅にアップします。

特に、ANAマイルの交換レートは、未登録の場合の2倍とメリット大。1.0%の還元率で貯めることができ、他のマイルと比べてもお得です。

マイルの種類登録した場合未登録の場合
ANAマイル1,000ポイント=1,000マイル2,000ポイント=1,000マイル
JALマイル2,500ポイント=1,000マイル3,000ポイント=1,000マイル
その他航空会社のマイル1,250ポイント=1,000マイル2,000ポイント=1,000マイル

他社ポイントへの移行やカード年会費/月会費への充当など、マイル以外の交換レートもアップします。

例えば、カード年会費/月会費への充当の場合、0.3%還元から1.0%還元と高還元率に。

しかし、マイルをお得に貯めたいなら、メンバーシップ・リワード・プラスに加入してANAマイルに移行する使い道がおすすめです。

ANAマイルを特典航空券に交換すれば、1マイル=数円の価値になるため、最もお得にポイントが使えますよ。

対象店舗/サービスでポイントが3倍になる

対象店舗/サービスでポイントが3倍になる

メンバーシップ・リワード・プラスに登録すると、対象店舗やサービスで貯まるポイントが3倍にアップします。対象店舗の例は以下のとおりです。

  • Yahoo!ショッピング
  • PayPayモール
  • iTunes Store/App Store
  • Uber Eats
  • ヨドバシカメラ
  • Amazon.co.jp など

Yahoo!ショッピングやAmazonなど、あらゆる品がそろう総合ネットショッピングサイトで3倍になるのはメリットが大きいです。

なお、ポイントアップを受けるためには、メンバーシップ・リワード・プラス登録後、「対象加盟店ボーナスポイントプログラム」に無料登録する必要があるので注意してください。

メンバーシップ・リワードにも、ポイントが通常より貯まる優待店「ボーナスポイント・パートナーズ」がありますが、AmazonやYahoo!ショッピングなどは含まれていません。

アメックスグリーンとアメックスゴールドを比較

アメックスグリーン アメックスゴールド

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(以下アメックスゴールド)は、アメックスグリーンのワンランク上のゴールドカードです。

アメックスグリーンとアメックスゴールドどちらを選ぶべきか迷っている方も少なくないでしょう。

ここでは、2枚のカードを比較するので、違いや自分に合ったカードを知りたい方は参考にしてください。

項目アメックスグリーンアメックスゴールド
会費1,100円/月
(年間13,200円)
31,900円
家族カード550円/月
(年間6,600円)
13,200円(1枚目無料)
メンバーシップ・リワード・プラス3,300円/年3,300円/年
旅行保険国内:最高5,000万円
海外:最高5,000万円
国内:最高5,000万円
海外:最高1億円
継続特典なしザ・ホテル・コレクション・国内クーポン(15,000円)
スターバックス特典(3,000円)
空港ラウンジ
プライオリティ・パス○(1回35米ドル)○(年間2回まで無料)
グリーン・オファーズなし
プロテクションスマートフォン・プロテクション
ショッピング・プロテクション
オンライン・プロテクション
リターン・プロテクション
スマートフォン・プロテクション
ショッピング・プロテクション
オンライン・プロテクション
リターン・プロテクション
キャンセル・プロテクション

年間コストの違い

メンバーシップ・リワード・プラス(年間参加費3,300円)に加入する前提で考えると、年間コストはそれぞれ以下のようになります。

  • アメックスグリーン
    13,200円(1,100円×12ヶ月)+3,300円=16,500円
  • アメックスゴールド
    31,900円+3,300円=35,200円

アメックスゴールドは、アメックスグリーンの2倍以上のコストがかかります。

また、アメックスグリーンが月会費制であるのに対し、アメックスゴールドは年会費制である点も大きな違いです。

サブスク感覚で気軽にアメックスカードを持ってみたい方は、単なる年間コストの差だけでなく、月会費制である点もアメックスグリーンを選ぶ理由になるでしょう。

ただし、アメックスゴールドは家族カードが1枚無料です。

そのため、家族カードを1枚発行する場合は、家族カードを発行しないときと比べて、2枚の年間コストの差が縮まります。

項目家族カード発行なし家族カード1枚発行
アメックスグリーン13,200円19,800円
アメックスゴールド31,900円31,900円
差額18,700円12,100円
※上表ではメンバーシップ・リワード・プラスのコストを考慮していません。

特典の違い

旅行する女性

アメックスグリーンとアメックスゴールドは、特典内容に違いがあります。

項目アメックスグリーンアメックスゴールド
継続特典なしザ・ホテル・コレクション・国内クーポン(15,000円)、スターバックス特典(3,000円)
空港ラウンジ
プライオリティ・パス○(1回35米ドル)○(年間2回まで無料)
グリーン・オファーズなし
手荷物無料宅配サービスなし
エアポート送迎サービスなし年間4回まで
空港クロークサービスなし
無料ポーターサービスなし

アメックスゴールドは、カード継続特典が豪華です。

特筆すべきなのは、対象ホテルで利用できるザ・ホテル・コレクション・国内クーポンがプレゼントされること。

毎年15,000円分のクーポンが受け取れるので、ホテルに宿泊する機会が多い場合は、必ずしもアメックスグリーンがお得とは言えません。

プライオリティ・パスはどちらにも付帯しますが、アメックスゴールドなら年間2回まで利用料がかからないのもメリットでしょう。

その他、空港特典はアメックスグリーンでも利用できます。

ただし、アメックスゴールドにはない特典「グリーン・オファーズ」が追加されたことにより、手荷物無料宅配やエアポート送迎サービスなどは2023年2月28日をもって終了します。

空港特典を重視するなら、2023年3月以降はアメックスゴールドが圧倒的におすすめです。

付帯保険・プロテクションの違い

海外旅行傷害保険は、アメックスグリーンが最高5,000万円、アメックスゴールドが最高1億円です。

項目アメックスグリーンアメックスゴールド
傷害死亡・傷害後遺障害最高5,000万円最高1億円
傷害治療費用100万円300万円
疾病治療費用100万円300万円
賠償責任3,000万円4,000万円
救援者費用200万円400万円
携行品損害30万円50万円
乗継遅延/出航遅延/欠航/搭乗不能なし最高2万円/回
受託手荷物遅延最高2万円/回
受託手荷物紛失最高4万円/回

特に、海外利用で最も利用頻度の高い傷害・疾病治療保険金は、アメックスグリーンが100万円であるのに対し、アメックスゴールドは300万円補償されます。

海外旅行傷害保険の手厚さを求めるなら、アメックスゴールドがおすすめです。航空便の遅延や手荷物の紛失などにも備えられます。

また、2枚のカードは日常で使える保険(プロテクション)も充実しています。

アメックスグリーンは2022年9月のリニューアルで、これまでアメックスゴールド以上のカードにしかなかったスマートフォン・プロテクションが追加されました。

一方、アメックスゴールドには、キャンセル・プロテクションも付帯しています。

キャンセル・プロテクション
急な出張やケガなどで旅行やコンサートなどに行けなくなった場合のキャンセル費用を補償してくれる

違いをまとめると、アメックスグリーンとアメックスゴールドがおすすめなのはそれぞれ以下のような方です。

アメックスグリーンがおすすめな方
  • アメックスを持ったことがない方
  • 月会費制で気軽に保有したい方
  • サブスクサービスやフードデリバリーをお得に利用したい方
  • 空港特典をあまり重視しない方
アメックスゴールドがおすすめな方
  • 旅行傷害保険やプロテクションを重視する方
  • 空港を利用する機会が多い方
  • 高級ホテルステイが好きな方
  • 高い年会費を払ってでも豪華な特典を受けたい方

アメックスグリーンのデメリット

アメックスグリーンのデメリット

旅行特典が盛りだくさんのアメックスグリーンですが、デメリットもあります。

アメックスグリーンのデメリット
  • 海外で利用できないことがある
  • ポイント還元率が約0.3%と低い
  • 海外旅行傷害保険の病気・ケガの補償額が低い
  • 家族カードは1枚目から有料

海外で利用できないことがある

国際ブランドのアメックスは、VisaやMastercardと比較すると、海外の加盟店が少ないのが現状です。

アメックスグリーン1枚だけで海外へ行くのは不安なので、サブカードとしてVisaやMastercardのカードを持っていくとよいでしょう。

ポイント還元率が約0.3%と低い

アメリカン・エキスプレスのポイントプログラム

アメックスグリーンは100円で1ポイント貯まります。

1ポイントの価値は交換先によって変動しますが、0.3円程度です。

Amazonギフト券へ交換した場合

3,000ポイント=1,000円
還元率は約0.33%

楽天ポイントへ交換した場合

300ポイント=90ポイント
楽天ポイントは1ポイント=1円なので、還元率は0.3%

したがって、共通ポイントへの交換はお得とは言えません。

還元率を上げたいなら、先述したメンバーシップ・リワード・プラスへの入会がおすすめです。

ポイントをカード代金に充てた場合、1ポイント=1円で交換できるなど、デメリットを解消できます。

また、マイル交換レートがアップする、対象店でポイントが3倍になるなどのメリットもあります。

海外旅行傷害保険の病気・ケガの補償額が低い

ケガ

海外旅行保険の死亡補償額は最高5,000万円と高めですが、病気・ケガの治療費に対する補償額が低いところがデメリットです。

疾病・傷害治療費用保険金は最高100万円です。

年会費無料の一般カードでも100~200万円程度、ゴールドカードなら300万円以上の補償がついているものもあります。

旅行先で病気・ケガをする可能性は低くないので、アメックスグリーンの補償額だけではやや不安です。

補償を手厚くしたい方は、別途保険が付帯されたカードを作るか、保険会社の旅行傷害保険に加入しましょう。

家族カードは1枚目から有料

アメックスグリーンの家族カードは、1枚目から550円の月会費がかかります。

一般カードの多くは家族カードの会費は無料、ゴールドカードの中には1枚目が年会費無料のカードもあります。

なお、1ランク上位のアメックスゴールドの家族カードは、1枚目の年会費が無料です。

アメックスゴールドの本会員年会費は31,900円、家族カードは2枚目以降13,200円です。

ゴールドランクを狙っているなら、アメックスゴールドを手にしてから家族カードを発行するのも手です。

アメックスグリーンの評判を調査

安くない月会費がかかるアメックスグリーンを実際に持っている方は、その使い心地に満足しているのでしょうか。

ユーザーから口コミを集めてまとめました。

やはり月会費に少々の不満はあるようですが、期待を上回るクレジットカードであることがユーザーの声から見て取れます。

また、一般的な会社員はもちろん、個人事業主でも発行できることが、以下の口コミから証明されました。

(満足)4.0
解約するつもりだったのにもう手放せない!

アメックスゴールドの入会を勧められましたが、当時は入会しても使いこなせるか不安だったため迷わずアメックスグリーンを選択。
一般カード言えども、さすがにアメックスは年会費が高く、メインカードでもないため1年で解約するつもりでの入会でした。
しかし、取得してみると実際に使えるカード付帯の割引サービスなどが多く、これを有効活用すれば年会費分くらいはすぐ回収できてしまうことに気づき、退会せず10年近く利用を続けています。
ホテルや飲食店などの利用が多い方にはメリットの多いクレジットカードだと思います。

57歳男性・フリーフォトグラファー・利用歴9年

(満足)4.0
途上与信で限度額アップ!

アメックスグリーンのメリットはステータスです。持っていて非常に満足感のあるカードです。
また、使えば使うほど限度額が上がるのもうれしいです。
私のように年齢が若い人は基本的に信用度が低いので、他社カードではあまり高額な限度額を付けてもらえませんが、アメックスは使えば使うほど限度額が上がるので重宝しています。
一方、年会費13,200円は少し高いように感じます。
メインカードとして使うならおすすめできますが、サブカードとして発行するにはあまりお勧めできません。

21歳男性・個人事業主兼学生・利用歴1年

(満足)4.0
旅行に安心をプラスしてくれる

仕事で出張によく行くので、アメックスグリーンの便利さを実感しています。
非常に充実した特典が盛りだくさんで、特に優れているのが旅行関連の特典。
空港ラウンジが無料で利用できたり、手荷物を無料で宅配してくれたり、旅行時にありがたいです。
さらに、海外で日本語でのサポートを受けられるので、旅行にはこの1枚で安心という感じです。
また、旅行傷害保険は補償額が非常に高く、万が一の際の備えに優れています。

45歳男性・会社員・利用歴2年

(満足)4.0
分割払いをしたい方は要注意!

申し込みから発行までスムーズで、思っていたより早くカードが届きました。
使用開始後も満足しており、コンタクトセンターに連絡すれば、かなり融通が効きます。
また、審査は独自のようで安定した収入さえあれば、他社の審査が否決でも、あっさり可決になるケースもあるようです。
審査に不安がある方にもおすすめできますね。
その代わり、信用力の低い方には利用可能額が低めに設定されることが多く、支払方法は一括のみ。
分割払いは申し込みをして審査に通らないと出来ません。利用額が大きい方や、分割払いを多用したい方には、向いていないかもしれません。

40代男性・会社員・利用歴1年以上

(いまいち)2.0
ステータスには満足しているけれど…

学生のときに申込みましたが、問題なく発行されました。
良い点は、見た目がアメリカの紙幣のようで、デザイン的にカッコいいところです。
また、使用できる店舗も意外と多く便利でした。
不満なのは、年会費無料でポイントの還元率が良いカードが他にたくさんある中、ポイントプログラムの魅力、還元率が低くお得感があまりない点です。
見た目・ステータス重視の方はオススメしますが、コストパフォーマンス面ではあまりオススメできません。

30代男性・会社員・利用歴14年

*集計方法:クラウドワークスによるアンケート調査

アメックスグリーンはこんな方におすすめ

アメックスグリーンは、以下のような方におすすめのカードです。

アメックスグリーンがおすすめの方
  • 会費を月々支払いたい方
  • ステータスカードを持ちたい方
  • アメックスカードを初めて作る方
  • 国内や海外の空港ラウンジを使いたい方
  • 豊富な旅行特典を望んでいる方

アメックスグリーンは旅行特典が豊富で、各種保険やポイント還元サービスのバランスも良好です。

アメックスの中では会費が手頃で、2022年9月より月会費制となり、ますます持ちやすくなりました。

アメックスグリーンを作って、ワンランク上のクレジットカードライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。