アメックスゴールドとダイナースを比較|どちらか1枚を選ぶなら?
  • 2024年2月7日
  • 2024年3月28日
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アメックスゴールドとダイナースを比較|どちらか1枚を選ぶなら?

ステータスを象徴するクレジットカードの代表格である、アメックスゴールドとダイナースクラブカードを徹底比較しました。

どちらか1枚を選ぶならどこに着目すればよいのか、2枚持ちする意味はあるのかについても解説しています。

アメックスゴールドとダイナースクラブカードのどちらを申し込もうか迷っている方は、参考にしてください。
アメックスゴールド vs ダイナースクラブカード
  • 年会費
    ダイナースクラブカードが7,200円安い
  • 特典
    どちらも手厚い、重複する特典もあり
  • ポイント還元率
    ほぼ同じ、ANAマイル移行はダイナースがコスパ◎
  • 2枚持ちの意味
    実用的なメリットは薄いが、所有による喜びがある
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※本記事の価格は全て税込みです。

おすすめのゴールドカード比較表
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ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカード
三井住友カード
ゴールド(NL)
三井住友カードゴールド(NL)
JCBゴールド
JCB GOLD
au PAYゴールドカード
au PAYゴールドカード
楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカード
年会費24,200円5,500円(税込)
初年度と年間100万円以上の
利用で翌年以降永年無料

※2
11,000円(税込)
初年度無料
11,000円11,000円(税込)
還元率0.25%~0.4%0.5%~7%0.50%~10.00%※31.0%~11.0%1.0%~3.0%
国際ブランドDiners ClubVisa、MastercardJCBVisa、MastercardVisa、Mastercard
American Express、
JCB
キャンペーン新規入会で
初年度年会費無料
(2024/4/1~
2024/7/31)
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最大9,000円相当
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申込対象ダイナースクラブ
所定の基準を満たす方
満18歳以上
※ご本人に安定継続収入のある方
(高校生は除く)
20歳以上20歳以上
パート・アルバイト・
学生不可
20歳以上
発行スピード到着まで2~3週間最短10秒※1最短5分※4最短4日最短3営業日
公式サイト詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
※1 即時発行ができない場合があります。
※2 年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
※3 最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
※4 【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
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この記事の監修者
高橋尚
高橋尚
保有資格

都市銀行に約30年間勤務。後半15年間は、課長以上のマネジメント職として、法人営業推進、支店運営、内部管理等を経験。2012年FP1級取得。現在は公益社団法人管理職。

アメックスゴールドとダイナースクラブカードを比較

アメックスゴールド ダイナースクラブカード

ともに「富裕層向け」というイメージが定着しているアメックスゴールドとダイナースクラブカード。

まずは基本スペックの主な違いを表にまとめました。

項目アメックスゴールドダイナースクラブカード
ポイント還元率0.3%~1.0%0.25~1.0%
1ポイントの価値0.3円0.25~0.6円
交換可能マイルANAマイル、JALマイル、スカイマイル 他13社ANAマイル、JALマイル、他3社
本カード年会費31,900円24,200円
家族カード年会費1枚目:無料
2枚目以降:13,200円
5,500円
海外旅行保険最高1億円(利用付帯)最高1億円(※1・2の合算額)
1:自動付帯5,000万円
2:利用付帯5,000万円
国内旅行保険最高5,000万円(利用付帯)最高1億円(利用付帯)
ETCカード発行手数料:935円
年会費:無料
発行手数料:無料
年会費:無料
公式サイト詳細を見る詳細を見る

スペックでは、年会費やマイル、旅行傷害保険等に違いがみられます。

なお、一律の利用限度枠がない点は共通しており、どちらも高額決済に対応できるカードといえます。

ここからは、以下の具体的なサービスにフォーカスして、違いを詳しく比較します。

  • 年会費
  • 特典
  • ポイント還元率
  • 入会キャンペーン
ゴールドカードのおすすめ人気ランキング|年会費・還元率・特典で比較

【PR】ダイナースクラブカード

ダイナースクラブカードは、三井住友トラストクラブから発行されているクレジットカードです。

一般カードでありながら、ゴールドカードに匹敵する特典が用意されています。

ダイナースクラブカードの主な特典
  • エグゼクティブダイニング
  • 国内外1,300ヶ所以上が対象の空港ラウンジサービス
  • 国内外提携ホテルでの優待
  • 最高1億円の旅行傷害保険

エグゼクティブダイニングでは、対象のレストランを2名以上の予約で1名分、6名以上の予約で2名分のコース料理が無料になります。

ほかにも、空港ラウンジサービスや国内外ホテルでの優待、手厚い旅行傷害保険などトラベル特典も充実。

さらに、年会費無料でコンパニオンカードとして「TRUST CLUB プラチナマスターカード」の発行を受けられます。

国際ブランドはMastercardなので、決済できるお店の幅が広がって便利になりますよ。

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アメックスゴールドとダイナースクラブカードの年会費を比較

アメックスゴールドとダイナースクラブカードの年会費は次のとおりです。

項目アメックスゴールドダイナースクラブカード
本会員31,900円24,200円
家族会員1枚目:無料
2枚目以降:13,200円
5,500円
本カード+家族会員31,900円29,700円

家族カードはアメックスゴールドが1枚無料、ダイナースクラブカードが5,500円です。

【本会員+家族会員1名】の合計金額も、アメックスゴールドがわずかに上回っています。

単純な年間コストでは、ダイナースクラブカードに軍配が上がりそうですね。

アメックスゴールドとダイナースクラブカードの特典を比較

両カードの特典の傾向を簡潔に述べると、アメックスは特典のジャンルが幅広く、ダイナースはグルメ特典が豪華といえます。

具体的な違いを表にまとめました。

代表的な特典アメックスゴールドダイナースクラブカード
ダイニング特典ゴールド・ダイニングby招待日和
他1種類
エグゼクティブ ダイニング
7種類
海外空港ラウンジ世界1,400ヶ所以上(プライオリティ・パス)
※年2回無料(通常35米ドル/回)
世界1,300ヶ所以上
(ダイナースクラブラウンジ)
年10回無料
国内空港ラウンジ同伴者1名無料カード会員のみ無料
継続特典国内ホテル15,000円クーポン
スターバックスドリンクチケット3,000円相当
なし
海外旅行傷害保険最高1億円(利用付帯)
家族特約、航空機遅延保険あり
最高1億円(うち5,000万円自動付帯)
その他の保険スマートフォン・プロテクション、キャンセル・プロテクション等(計5種類)ショッピング・リカバリーのみ
セカンドカードなしあり
(コンパニオンカード)

ダイニング特典はダイナースクラブカードに軍配

ダイナースのグルメ特典

それぞれのカードに付帯する以下のダイニング特典は、どちらも一流飲食店で所定のコースメニューを2名以上で予約するとコース料金が1名分無料になるものです。

  • アメックスゴールド「ゴールド・ダイニングby招待日和」
  • ダイナースクラブカード「エグゼクティブ ダイニング」

ただし、ダイナースクラブカードにのみ、6名以上のコース予約で2名分が無料になる特別プランがあります。

そのほかのダイニング特典の数をみても、ダイニング特典はダイナースクラブカードのほうが充実しています。

そのため、会食が多い方にはダイナースクラブカードをおすすめします。

旅行関連の特典は甲乙つけがたい

キャリーバッグを転がす女性

旅行関連の特典・保険は一長一短です。それぞれの優位な点は次のとおり。

  • アメックスゴールドが優位な点
    国内空港ラウンジが同伴者1名無料
    海外旅行傷害保険に家族特約や航空便遅延補償あり
  • ダイナースクラブカードが優位な点
    海外空港ラウンジが年間10回無料
    海外旅行傷害保険が自動付帯

家族で海外に行く方や、国内の空港を同伴者と使う機会が多い方にはアメックスゴールド、海外に年間3回以上渡航する方にはダイナースクラブカードが使い勝手に優れています。

アメックスゴールドでは、本会員・家族会員ともにプライオリティ・パスラウンジを年間2回まで無料で利用できます。

参考:プライオリティ・パスの会員ランク
会員クラス年会費ラウンジ利用料
スタンダード99米ドル(14,652円)35米ドル/回(5,180円)
スタンダード・プラス329米ドル(48,692円)
10回無料
11回目以降は35米ドル/回
プレステージ469米ドル(69,412円)無料(回数制限なし)
※1ドル=148円で計算
「海外旅行は夫婦で年1回」という方であれば、アメックスゴールド付帯のプライオリティ・パスで十分でしょう。

一方ダイナースクラブカードなら、年間10回まで海外空港のラウンジが無料です(11回目以降3,500円/回)。

旅行傷害保険は、ダイナースクラブカードが自動付帯である点は優れていますが、アメックスゴールドのほうがさまざまなトラブルに対応できます。

補償の種類アメックスゴールド(利用付帯)ダイナースクラブカード(自動付帯)
傷害死亡・後遺障害国内最高5,000万円
海外最高1億円
最高1億円(うち5,000万円利用付帯)
傷害治療費用最高300万円最高300万円
疾病治療費用最高300万円最高300万円
賠償責任最高4,000万円最高1億円
携行品損害最高50万円最高50万円
救援者費用(保険期間中)最高400万円最高300万円
乗継・出航遅延・欠航・搭乗不能費用各最高2万円なし
受託手荷物遅延費用最高2万円
受託手荷物紛失費用最高4万円
家族特約あり

旅行代金をクレジットカード決済する前提なら、アメックスゴールドのほうが総合的に優れているといえますね。

日常生活で使える特典はアメックスゴールドが豊富

スターバックス特典

アメックスゴールドの特典は、日常生活のあらゆるシーンで使えるのが特長です。

  • 毎年の継続時にスターバックスのドリンクチケット3,000円分を進呈
  • 病気・ケガなどで旅行や観劇をキャンセルした場合のキャンセル料金を補償
  • スマートフォンの故障を補償

ダイナースクラブカードは一流レストランや旅行時などの非日常に特化しているのに対し、アメックスゴールドは日々の生活にも役立つカードといえます。

決済力はダイナースに軍配

アメックスとダイナースはJCBと提携しており、国内ではほとんどのJCB加盟店で決済できます。

しかし、海外ではアメックスもダイナースも加盟店数はVisa・Mastercardに遠く及ばず、使えないケースも多いのが現状です。

Mastercardの加盟店数

ただし、ダイナースクラブカードにはコンパニオンカードとして「TRUST CLUB プラチナマスターカード」を無料で発行できる特典があります。

コンパニオンカードはMastercardブランドなので、決済力は申し分ありません。両者共通の弱点「海外での決済力」を補完できます。

海外での決済力ではダイナースクラブカードが一歩抜きん出た格好となりました。

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アメックスゴールドとダイナースクラブカードのポイント還元率を比較

ポイント還元

アメックスゴールドとダイナースクラブカードポイントサービスの傾向を一言でまとめると、下記のようになります。

  • アメックスゴールド
    ⇒ポイントアップ店や交換先が多い
  • ダイナースクラブカード
    ⇒ANAマイル移行時のコスパが優秀

両者の還元ポイントの違いを表にまとめました。

項目アメックスゴールドダイナースクラブカード
ポイント還元率0.3%~1.0%0.25%~0.6%
1ポイントの価値0.3円0.25円~0.6円
移行可能マイルANAマイル、JALマイル、スカイマイル その他13社ANAマイル、JALマイル、その他3社
マイル移行コストANA:年間8,800円
他:年間3,300円
年間6,600円
マイル移行上限40,000マイルANA:40,000マイル
他:40,000~140,000マイル

いずれも共通ポイントへの移行やカード利用代金へのキャッシュバックなど、ポイントの使い道は多数あります。

しかし、アメックスゴールドもダイナースクラブカードも、マイルへ移行すると、ポイントの価値を高められるのでおすすめです。

移行できるマイルの種類は、圧倒的にアメックスゴールドのほうが多いです。

しかし、一番人気のANAマイルへの移行で考えると、1ポイント=1マイルで移行するコストの安さでは、ダイナースクラブカードに軍配が上がります。

ANAマイル移行を前提とするならダイナースクラブカード、ANA以外の航空会社も利用したいならアメックスゴールドがおすすめです。

アメックスゴールドとダイナースクラブカードを2枚持ちする意味

アメックスとダイナースを2枚持ちするメリット

結論からお伝えすると、アメックスゴールドとダイナースクラブカードの2枚持ちをする実用的なメリットはあまりありません

ダイニング特典やスーツケース宅配サービスなど、共通する特典が複数あるためです。

また、2枚合計の年会費は56,100円にもなります。

コストパフォーマンスを考えれば、どちらか1枚で十分でしょう。

将来的にプラチナカードやブラックカードを検討している方も、1枚に絞ることをおすすめします。

決済を1枚のクレジットカードに集約させ、利用頻度・利用場所・決済金額を増やすことで、上位カードへのアップグレードやインビテーション取得に優位になるからです。

それでもアメックスゴールドとダイナースクラブカードを2枚持ちする理由

スーツの男性

実用的なメリットはないとしても、「アメックスゴールドとダイナースクラブカードを所有していること」に価値を感じるなら、2枚持ちの意味は十分にあります。

実際に2枚持ちしている方の口コミでは、次のような意見がありました。

  • 2大ステータスカードをコンプリートしたい!という気持ちが満たされる
  • 財布にこの2枚が入っているとかっこいい。財布を開くたびに嬉しくなる
  • シンプルに、見栄を張る用に持っている
  • 正直に言って年会費は高いが、所有することによる精神的メリットが大きい
  • アメックスは海外での身分証明書代わりに。このカードを使って嫌な顔をされたことがない。ダイナースは仕事用に

自分の満足感を満たすため、という理由のほか、周りからの印象をよくするためという意見もありますね。

高級腕時計等と同様、ステータスのあるクレジットカードを使うことで社会的地位をアピールできるという見方があります。

アメックスゴールドもダイナースクラブカードも、ともにハイステータスなクレジットカードですが、見る人によってはイメージが違います。

  • アメックスゴールド
    シンボルマークであるセンチュリオンがかっこいい
    マスメディアでも広告を打っており、クレジットカードに明るくない層にも知名度が高い
  • ダイナースクラブカード
    シンプルでスタイリッシュな券面は一見してもステータスカードと分からない
    経営者層、富裕層の間では名の通っている「知る人ぞ知る」カード

ちょっとした日常のシーンで高級感を演出したい、クレジットカードに詳しくない方にも、分かりやすくステータスをアピールしたいならアメックスゴールド。

経営者層の集まるシーンや、会食等で印象をよくしたいときにはダイナースクラブカードと、TPOに応じて使い分けたい場合にも、2枚持ちは有効でしょう。

アメックスゴールドとダイナースクラブカードおすすめは?

アメックスゴールドはこんな方におすすめ
  • 家族で海外旅行をする方
  • 日常から旅行先まで幅広い補償が欲しい方
  • クレジットカードのステータスを周囲にアピールしたい方
ダイナースクラブカードはこんな方におすすめ
  • 高級レストランが大好きな方
  • 海外に年間3回以上渡航する方
  • ANAマイル移行時のコストを抑えたい方
  • 決済力抜群のセカンドカードが欲しい方

家族で海外に行く方や、日常から一流レストランまで幅広いシーンで使える特典・補償が欲しい方にはアメックスゴールドがおすすめです。

ダイナースクラブカードのダイニング特典はグルメな方にも十分すぎるほど充実しています。

それぞれにしかない特典を最大限活かしたい方や、所有することそのものに喜びを感じる方であれば、2枚持ちのメリットはあります。

アメックスゴールドとダイナースクラブカードを使って、抜群のステータスと豪華な特典を心ゆくまで満喫してくださいね。